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人生には必ず邪魔が入る。

妻は水原一平です

 ■ 2023/07/25 (火) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】  第七章 第二話 


【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】

第七章 最後の青春

第二話 


受験のシーズンである。
現実を見ながら私は市内の県立高校の内の2つ、そのどちらかに行きたかった。
別に目的は無い、ただあさはかナイーブ、ガラスの十代にとって高校とは自分の頭の程度をアピールするもの、その程度の志望理由だ。
しかし結果私は市内の中途半端な馬鹿私立高校に行くこととなった。
ヘタレで控えめな性格、それに加えて培われたスクールカーストが後押しをしたのだろう。
どんな感じだったかは覚えていないが志望校を伝える時にその中途半端馬鹿私立にします。
と、伝えたと思う。

私なんかが希望の県立に行きたい、なんて言えば同級生からはもちろん教師からも無理だと言われ嫌な思いをするに決まっている。そんな思いが身についていたのだと思う。
自分なんかが、そんな感じで選んだはずだ。

私立高校か、金かかっただろうな……
私の世代の日本人はあまり自分の親を尊敬しない世代だ。
実際私もそうだ。
尊敬も感謝も正直なところ今でもあまり無い。
しかし、自分の肉親としての大切な感情、そういうものはある。
そして自分を親の立場に置き換えて考えてみると、私みたいな奴にこんなに金かけて馬鹿馬鹿しかっただろうな……、という同情の気持ちと、自己責任だぜ、みたいな気持ち。
そしてそうせざるを得なかったんだな、という時代を反映した複雑な社会事情への理解。

いろんな思いが両親にある。

それをふまえて両親に伝える言葉があるとすれば…

いろいろと迷惑をかけた、私は今の自分に対して両親のせいにするつもりはない。
でも全てに対して感謝している訳でもない。
でも、今までありがとう。

そんな感じだ。



その時代に捧げるBGM 
SOPHIA Place
https://youtu.be/R46xIs7UhIw


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内容

日記主 そうでしたかm(_ _)m皆山あり谷ありですね……。 (23/07/25 14:57)
記入なし 高校受験は、自分は失敗しましたね。それで、人生変わりました。。。 (23/07/25 12:21)


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