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人生には必ず邪魔が入る。

疫病神が疫病神を連れてきました。
疫病神はかわいいワン子を連れていました。
ワン子の不幸を見逃せませんでした。
自分を終身刑とし、不幸を背負う代わりに
何とかワン子を救う事が出来ました。

 ■ 2023/09/20 (水) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】  第八章 第二話 


【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】

第八章 諦めと自暴自棄

第二話 



私の母校、中途半端馬鹿高校は一学年12クラスほどのマンモス校だ。
もともと男子校だったらしく当時は共学になって間もない男子9割、女子1割といった感じ。
私は本当に女に興味が無かった。高校に入ってからも中学の時に好きになった女を超える人材はいなかった。
何よりもサッカーに夢中だったからだ。
性欲はマスタべで満足だった。

この年齢になるとみんな発情がどんどんと表面化してくる。
女と遊ぶ機会なんかを学校の外の人脈やバイト、そういったもので探している連中も珍しくなくなる。

この時代、世の中にポケットベルが普及しはじめた。
私は持たなかった。親に何かをねだる事に抵抗をもっていた事と、新しい物を簡単に受け入れずいわゆるアナログにしがみついて時代遅れになる人間、そっちのタイプだったのだ。

時代と年齢、子供同士でくだらない対抗意識がいつの時代でもあるものだ。

この年齢だと、どれだけ自分が親から自立して生きているか、そんな事にこだわって他人と比較しちょっとした態度や言葉で相手を攻撃する。そんな奴等も多かった気がする。

今思うと友達とも呼べないような連中と一緒に放課後や休日をよく共にしたものだ。
相手も同じ、他に遊ぶ相手がいなかったのだろう。
「もうこいつと遊ぶの止めよ……」
何度もそう思うがまた遊ぶ、子供は一人ではいたくないのだろう。

高校生活は本当に単調に過ごした。
1日はこんな感じだ。
学校に行く→誰かと無駄に遊ぶor近所のグラウンドで一人でサッカーする
→犬の散歩を1時間ぐらいする(毎日)餌をあげる
→サッカー番組、サッカー雑誌を見る。
→部活が無いので気晴らしに夜に走る
→深夜番組を見て夜更かしして寝る

ほぼこのパターンだ。

犬の面倒を見るために同級生と遊ぶ時間も夕方までにして帰宅したものだ。

目標も無かった。
「俺は犬の面倒をみないといけないから家を出れない。」
そう自分の未来を感じているだけだったのだ。



その時代に捧げるBGM 
Pleasure B'z
ツベで良い動画見つかりませんでした。




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内容

日記主 高校時代が良かった、なんて思う奴等は恵まれすぎの人生ですね。 (23/09/21 07:07)
記入なし いい思い出が、ありません。。。 (23/09/20 18:15)
記入なし 高校時代は、暗黒の時代です。 (23/09/20 18:15)


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