ゴール前直線。

こういう時に悲壮な顔するっていうのは嫌い。忘れよう、って私は考えます。
比較的すっきりして再び勧誘に入ってました、といってもお客はないので立ってるだけですが。


再び派遣会社担当から電話
「会議の結論です。
スタンドさんに盗難の事実をいうのは今日のところは止めます。
なぜかというと、さいふの中身の金額は自己申告であるため
めとろんさんを知っている当社は盗難と判断していますが
スタンドさんにしてみれば、何を根拠に、という事になります」
めとろん
「全くその通りです。よくそちらは一度も疑う事なく進めてくださってるなと思っていたところです」
派遣会社担当
「かといって、全く言わないというのではなく、後日派遣元には報告を入れるつもりです。
しかし実際のところ、派遣元会社が被害金額を持ってくれるとは思えません。
また、正直申しあげまして当社の方も損害補填する名目がございません」
めとろん
「はい。分かっています。実は子供の担任の先生が今春転勤で、明日が離任式なんです。
そのため、今日仕事の帰りに繁華街のお花やさんで花束を作るつもりで、今朝タクシー代以外に5000円お財布に入れました」
派遣会社担当
「そうでしたか・・・帰りのタクシー代はありますか？」
めとろん
「3000円ありますのでタクシー代は大丈夫です。でも残り2000円では花束はムリですね。しかたありません・・・」
派遣会社担当
「もう一度話し合いますのでしばらくおまちください」