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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2007/08/12 (日) 原爆の歌【消えた8月】


 『熱い光の中で 僕は一枚の絵になった
  熱い風の中で 君はひとつの石像になった
  光に打たれて 僕は壁にとけた
  風に吹かれて 君は大地に消えた

  僕の好きな8月は 蝉と向日葵の夏
  君の好きな8月は 銀河の下星祭り

  しかしすべては消えた
  熱い風と毒された空気の中で
  血の一滴すら流すことなく
  僕は影になった 君は物になった
  故郷に黒い雨が降る

  熱い光の中で 僕は一枚の絵になった
  熱い風の中で 君はひとつの石像になった』



金曜日と土曜日9時からテレビで【はだしのゲン】を見ました。
テレビドラマだけあって感動的に作られてましたが、原作はもっと残酷で小学生が読めるような漫画ではありません。

上の詩は、『消えた8月』という詩で、原爆の詩です。合唱曲にもなりました。
中学3年の時、合唱コンクールで歌いました。
熱い光とは、原爆が落ちた時の、まさに血を流すことなく一瞬で人を焼き殺した光です。
絵とは、作詞者が見た原爆の絵だと聞いています。
黒い雨とは放射能を含んだ黒い雨で、ドラマ【はだしのゲン】でも黒い雨が降りました。
あの頃、まだピンときませんでしたが、今読んで見ると、おそろしく残酷で悲しい歌です。
あれから18年たったけど、中学3年の時のクラスメンバーどうしてるかな?








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