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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2011/03/31 (木) 「昆愛海ちゃん、頑張れ」としか言えない私


今日の読売新聞の31面に、震災で両親と妹が行方不明になった昆愛海(4歳)ちゃんの記事がありました。
私はこの記事を読んで、切なくなりました。
今日の読売新聞を読んだ方は全員私と同じ気持ちでしょう。


愛海ちゃんは、今、親族の家にいます。
「ままへ。いきてるといいね おげんきですか」と書くと、疲れて寝入ったそうです。

祖母が、愛海ちゃんに会いに来たとき、
愛海ちゃんは、祖母と笑ってハイタッチして、その写真が31面に掲載されてました。
この写真を見た時、笑っている愛海ちゃんに、涙が出ました。

震災の後の自宅を見ながら、両親と妹の事を想う愛海ちゃんの後ろ姿の写真に、哀しくなりました。哀愁が漂ってました。

内陸部に住んでる祖母は、(引き取りたい)と思っているのですが、愛海ちゃんは「ママが帰ってくるまで、ここで待ってる」と言って聞かないとのことです。
「パパから電話かかってくるかな」と父親の携帯電話を握りしめて待っています。


これを読んで私は、(俺、何やってんだろう。引きこもってばかりいて)と自分が情けなくなりました。

(読売新聞記者、文章作るの上手い)とも思いました。

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野菜の風評被害で、地元でも売れないようです。
テレビでは、「風評に惑わされないで下さい」と言っています。
私は、(だったらテレビ局員達、お前らが、その野菜を買い取ればいいだろう。東京電力ビル勤務社員と政府も買い取り、食べればいいだろう)と思いました。

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テレビで、節電のためライトアップが少なくなってる東京の夜の様子が映ってました。
それでも、私の住んでるここよりは、明るいですが・・・。
通行人は「もう慣れました」と言ってました。

これを見て(初めから、そうすれば良かったんだ。そうすれば、原子力発電所なんかいらないんだよ!!ボケ!!)と思いました。
私は、ずっとそう思ってました。(無駄なライトアップのせいで、原発を使わなければならないんだよ)とずっと思ってました。

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東京電力100%出資の総合人材サービスの派遣会社キャリアライズでは、東京本社での事務勤務を募集しています。
時給1600円です。
(ふざけるな!!)と私は思いました。
派遣で時給1600円なら、
東電本社勤務社員は、それ以上の給料ということになるからです。
私は、給料は減るものと思ってましたが、そうではないようです。


「福島原発で、命がけで復旧作業している方々が大量被爆(白血球など血液の細胞が作れなくなる)をして造血肝細胞移植が必要になった場合に備え、作業者の造血肝細胞を予め採取して冷凍保存するように」と専門医が言ったのに、
東電は「必要ない」と言っています。

20万の自己負担がかかります。

(まさか、東電はその20万を払いたくないがために、高卒東電原発復旧作業員や下請け作業員には「必要ない」と言っているのでは)と私は思いました。


本社勤務者には優しく、
福島原発作業員には酷い扱い。
それが東電。



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