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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2013/06/17 (月) 笑っていいとも!林修 武者小路実篤『友情』


今日の昼12時、久々に『笑っていいとも!』を観ました。
いつもは、昼12時から1時間ばかり昼寝しています。

東進ハイスクールの林修が出て、大正時代の作家の話をしてました。
「志賀直哉はイケメンなので、作風もイケメンストーリー。
一方、武者小路実篤は不細工なので、作風はもてない男のストーリーだ」と言ってました。
武者小路実篤の『友情』の話をしてました。父がその本を持っているので、さっそく読んでみました。

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主人公の脚本家・野島には、作家の大宮という親友がいる。野島は冴えない男。大宮はイケメンで才能にあふれている。
野島は、美人の仲田杉子に恋をする。なんとか仲良くなる。

とある日、杉子は、運動音痴の野島と卓球をする。卓球が上手い杉子は手加減をした。
野島は(杉子を素直で親切で利口で無垢で思いやりのある女性で、自分は杉子に大切にされている)と思った。
二人っきりでなく、杉子の兄や、見た目はいいが性格の悪い早川という男などいた。

さらにとある日、親友の大宮がヨーロッパに旅立った。
大宮が旅立った理由は、
野島が好きな杉子が、野島ではなく自分に惚れている。自分が日本にいれば、野島と杉子は一緒になれないと思ったからである。

野島は杉子にプロポーズするが、断られる。

杉子は大宮に手紙を出した。「大宮様を愛してる。結婚したい」という内容である。
大宮は「野島は誰よりも杉子さんを愛しているので、野島と結婚してほしい」という返信をした。
だが、杉子は「野島とは一緒になりたくない。野島が側にいることすら苦痛だ。野島と結婚するくらいら性格の悪い早川と結婚するほうがましだ。私は大宮様と結婚し、子供を産むために生まれてきた。野島はいつか誰かと結婚するだろうから気にしなくていい」という手紙を出した。
大宮は杉子と結婚することにして、杉子はヨーロッパに旅立った。

大宮は野島に結婚の報告をした。
野島はショックで泣きわめいた。そして「大宮、僕のことは心配しなくてもいい。僕は僕だ。同情してほしくない。仕事の上で決闘しよう」という手紙を出した。
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こんな話でした。
確かに冴えないもてない男のストーリーでした。





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