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最低最悪状況から復活成るか?

Author:ゆうたろう ( Profile )
色んな意味で最低最悪詰み状態人間の
ありのままの姿をそのまま書く。

 ■ 2014/09/02 (火) 昔の手帳


およそ十数年〜20年ほど前の、20代前半の頃書かれた
手帳を発見した。
仕事の(当時小さなペット用品店にアルバイトで勤めていた)
細かい日程や、本やTVで見聞きしたコトバ、各種哲学関係の本からの引用文
などがびっしり書かれている。随分マメだったもんだ。

”経験の絶対化・理論的整合性の無視・軽視”

”感覚器官は不完全なものであり、感覚器官を通しての認知は錯覚に陥りやすい”

”準拠”
ある問題においての判断を
自分でなく尊敬する人や信頼している人の見解に準拠して
態度を決める

その問題の真偽は脇に置かれ、準拠出来る人間の真偽の問題にすり替わる

-キルケゴール-
結果についてあれこれ考え、自粛し、しぼんでしまっては折角生まれてきた意味が無い

人間が本来の自分に目覚めたとしても、現実にその人が置かれている場所、状況から出発し、
耐えざる試行錯誤と不断の自己変革を通じて本来の自己へ到達するしかない

全ての責任は自分で負わなければならない

-サルトル-
いかなる場合でも人は選択し、それを行動に移している
人間はそもそも自由であり
その根源的自由から逃れる事は出来ない。
言い訳は自己欺瞞。人間は「自由の刑」に処せられている

GESTALT THERAPY(ゲシュタルトセラピー)
クラウディオ・ナランホ

1.「今」に生きること
2. 自分の置かれている場「ここ」に生きること
3. あるがままの自分を受け入れること
4. 自分の期待する姿でなくあるがままの環境を見て相互作用すること
5. 自分に正直であること
6. 自分や他者を 合理化 期待 判断 曲解などによって操作せずに
  自分の欲すること、考えること、感じることに基づいて自分を表現すること
7. 心地よいものであれ、不快なものであれ、あらゆる領域の感情を十分経験すること
8. 自分に関する自らの知識に反する外部の要求を受け入れないこと
9. 進んで実験を行い新しい状況に自分を投入すること
10.変化と成長に対してオープンであること

*ゲシュタルトの祈り
わたしはわたし あなたはあなた
わたしはわたしのことをやり
あなたはあなたのことをする
(以下割愛)


20代後半から30代前半まで、これらの考え方に強い共感を覚えていましたね。
どれもこれも著名な哲学者の「解説本」を読んで得た知識で
その人の著作を読んだものではありませんでしたが。
(読んでもチンプンカンプンなものが多かったです。翻訳にも依るでしょうが。)
30代半ばの頃はニーチェにはまったなあ・・

鬱期に入ってもこれらの手帳を読み直すことで、若いうちは奮起出来ていたんですがね。
これらのメモや手帳を残しておいて、また行動不能状態からの復帰のキーにしようと
他にも当時のものをとっていますが、歳なのか、薬と同じで耐性ができるのか、
何度も同じフレーズを使おうとしてもだんだん効力が薄くなってきます。
半ば遅い中二病の黒歴史にさえ思えることも。

若い頃はエヴァ旧劇場版のミサトさんの台詞
「あんたまだ生きてるんでしょう!だったらしっかり生きて、それから死になさい!」
だけで、未経験の夜勤トラックルート配送の契約社員(キツい眠い)やれたくらいです。
単純ですね。でもおかげで県内、隣県の土地勘と3tトラックの運転技能が身に付いて
のちのち役に立ちましたが。

でも青かったなあ・・・良くも悪くも・・・・・


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