フリーター約500万人、ニート約80万人、ひきこもり約160万人、
完全失業者約307万人。最低でも700万人もの若年層が失業していることになる。
欧米でも若年失業者の問題が大きくなっていて世界的に若年失業者の問題が広が
っている。
若者個人のやる気の問題に転嫁するのは無理があるのではないか?
郵政民営化、人権擁護法案などよりも緊急を要する課題なのに何も対策がとられ
ていない。
オランダは正社員とパートの垣根を取り払い正社員もパートも同じように時間給
にする国民皆フリーター政策などのような大胆な政策を実行している。日本もフリ
ーターが急激に増加しているが、
それに対する日本政府の対策はどうやればフリーターを正社員に押し込められるか
という対策ばかりである。正社員にも優良企業に入れる人はごくわずか、フリータ
ーが入れる企業は、待遇の悪いブラック企業ばかりであることを考えていない。
雇用情勢が上向かない限りフリーターを無理やり正社員にしても、待遇の悪い企業
に入ったフリーターはすぐ辞めてしまうだろう。
投稿者 : 裕仁 日時 : 05/07/21 16:10