独身中年・最底辺の日々

入院して早１０日が経過してしまいました・・・。
当初は、とてつもなく長く感じるんだろうなと思っていましたが、いざ過ぎてみるとアッという間な気もします。
それにしても、つくづく思うことは・・・人間、堕落するのに時間はかからないということです。
手術もしていないので、毎日数十分のリハビリ以外はやることがなく、ベッドでスマホをいじりながら呆然としているだけです。まさに堕落の極み。
まあ、元々が堕落の権化みたいな人間だったので今さら感はありますが。
それにしても、結局入院中、退院後、どのみち地獄しか待っていません。
さっさと逝きたいです。

暇なので、スマホでエロ小説を書いて過ごしています。
血圧は毎日測ってますが、常に１８０ぐらいです。
酒が飲みたい。

人間は腐ります。
それはもう、際限なく腐りきります。

引き続き入院中です。
私が初めての入院だからそう思うのかもしれませんが、とにかく自己中に見える患者が多くて辟易してます。
特に私が入っている大部屋の他三人、一日のうちにナースコール押すわ押すわ。
完全に召使い状態。物が落ちたみたいだから拾ってくれだの連発する高校生のガキや、一人で歩けず尿瓶使ってるのに工数の少ない夜に二人がかりになるのに便所に連れて行けと駄々をこねるクソジジイ。
いつも余裕で笑ってるのに、何かと痛いを連発しまたナースコールの嵐。

ほんと看護師は激務ですね。
入院が長期化すると、こんなに人間は腐るのか。
そんなに入院し続けたいのか？保険が欲しいのか？上げ膳据え膳に看護師を使えるのがそんなに楽しいのか？

私の考えが少数派なのだろうか。
入院時の血圧が200。現在160。

このままでは、こっちが原因で再入院になりそうです・・・。

こんな日に入院とは奇妙なものです。
いま、ベッドに横になって書いています。
産まれて初めての入院を楽しむぐらいの余裕があればいいのですが。

膝が腫れ鈍痛がおさまらず眠れませんでした。
今日、朝一で休日外来に行きレントゲンを撮ると、ヒビがはいっているとのこと・・・。
ひざが腫れていたのは血が溜まっていたようで、注射器で抜き取ると二本分にもなりました。

医師からは即日入院を勧められましたが、今日のところはとりあえず松葉杖とタクシーでアパートに帰宅しました。右足は固定され包帯がぐるぐる巻きになってます。

明日再度病院に行きレントゲンを撮ることになっています。その時に入院してもいいとのことでした。

どうしたものか。次から次へと問題が・・・。

保険には一応入っているので、入院費が下りることは今しがた、母を通じて保険屋に確認してもらいました・・・。

４０年生きてきて、あれだけ柔道などやってきても骨折やヒビなど一回もなかったのに。
まして、入院などしたことはありません・・・。

不安で一杯です。

大変ご無沙汰しております。ふと思い立ち、久々に日記を書きます。

まず現状ですが、１１月から某物流関係の会社で働き始めて現在に至ります。
求人票には準社員と書いてありますが、単なるその会社でのバイトの呼び方がそうであるだけで、その実は時給８００円の有期限バイトに過ぎません。無論、ボーナスなどありません。
しかしそれ自体は別に構いません。元々正社員になれるとは思っていませんし、そもそも今の私のメンタルでは正社員という肩書きには到底耐えられません。

作業内容は、物流のご多分に漏れずピッキングです。
スーパーに卸す食品を各店舗ごとのカーゴに仕分けていく作業です。
確かに単純作業で、誰にでも出来る仕事なのだとは思いますが・・・作業者の動きが尋常ではありません。
もう、何かに取り憑かれたように走り回り、終始時間に追われたように動き回っています。
今までの私の職歴上、こんな所は初めてです。工場で装置を扱うような仕事がほとんどで、慌てず落ち着いて作業することを求められてきた経緯もあり、単純に肉体のみを駆使したこの作業は、私の心身にとって、かつてないほどの巨大な苦痛をともなっています。

実際、全身の筋肉痛で寝返りもできないほどでした。体重は１ヶ月で８�sぐらい落ちました。

そしてこれも物流にありがちと言えるかもしれませんが、社員が昔ヤンチャしてました風の輩ばかりです。もう、限りなく全員と言っても過言ではありません。

それだけなら、私も人相の良い方ではないので別に構いませんが、特にある一人、顔を見ただけでクスリやってるんじゃないかというような典型的なチンピラ風の社員が、ことあるごとにタメ口で作業が遅いだの、俺ならこのぐらいの短時間でいつもやってるだの、いちいち言わなくていい嫌味のようなことを言ってきます。

さらに、毎日確実に残業です。
先日初任給が出ましたが、手取りは１２万。朝８時から残業込みで終わるのが１８時過ぎ頃。１９時を過ぎたこともありました。
あと、求人票には交通費は実費で上限１万円と記載されていましたが、明細には交通費の項目自体がありませんでした・・・。

・・・分かっていたこととは言え、やはり物流は糞でした。
同じ物流関係で真面目に仕事をしている方には大変恐縮です。優良な会社も数多くあるとは思いますが・・・私にとっては、最高レベルの苦痛になっています。

休みは月に７日固定とのことですが、工数不足か他の社員は５日ぐらいしか休みが無いようです。私もいずれはそうなるのでしょう。しかも休みは１日しか無いので、全く疲れは取れず、他に何の行動をする暇もできません。
これも、私にとってはかつてないもので、強大な苦痛になっています・・・。

このご時世、甘いことを言うなと言われるのは当然ですが、とにかく今の私は心身がズタボロになり過去最高の異常な状態に陥っています。

睡眠障害もずっと続いていて、午前３時頃に決まって目が覚め、小便に行った後はもう全く寝付けず、ベルをかけている６時までずっと緊張状態で寝返りを繰り返しています。
午前３時ならもう一眠りする余裕はあるのに、かつてこんなことはありませんでした。
あのゴミバイトの夜勤の時でさえ、こんなことはありませんでした・・・。

間違いなく、私はこの仕事に適性がありません・・・。



そして今日、出勤の途中・・・バイクなのですが、交差点でブラックアイスバーンに引っかかり、モノの見事に横滑りして転倒してしまいました。
当然バイクには傷が入り、右膝を負傷してしまいました。それで今日、休んでこの日記を書いています・・・。

仕事を始めたところで、何もかもがズタボロです。全く事態は好転していません。むしろ悪化の一途です。

今の私はもう、一刻も早くこの仕事から抜け出す。辞めることで頭が一杯です。
今まで数々のバイトを含めた仕事をしてきましたが、最速で辞めた時でも半年は勤めました。こんなに早く仕事に絶望したのも人生で初めてです。
入社３ヶ月が一応試用期間らしいので、それを目処に辞めることを検討しています。

甘いことを言ってるのは重々承知ですが、私の精神は今、本当にもうボロボロになっています。精神科に通院すれば、少しは完全されるのか・・・。



そして更に、実家のほうも色々な問題を抱えており、実家から電話があるたび、実家に電話するたび、実家に訪れる度に吐きそうなほどのストレスを上乗せされていきます。
今日も用件があり実家に電話したのですが、ある問題を母から聞かされ、ずっと胃がキリキリと痛んでいます。



無職中、失業手当プラス個別延長給付で何とか生活してきましたが、それが切れたことにより早急に何かしら仕事に就く必要に駆られ、現在の仕事を始めたわけですが・・・。

その間、携帯や借金なども延滞し、今しがた何とか遅れて支払を済ませたところです。

本当ならそんな状況で辞めることを考えるのはおかしいし有り得ないことなのですが、もう自分でもどうにも制御できない心身の異常状態です。今現在、まだ緊張と嫌気で胃が痛み手が小刻みに震えています。

就寝中は鼻が詰まる違和感で目が覚め、鼻糞が詰まっているからだろうと思って広告に向かって鼻をかんでみると、ドバッと鼻血が飛び散る。それもほぼ毎夜・・・。
数年前、血管の破裂で大量出血した時のあの悪夢がずっとよぎっています。これも極度のストレスのためでしょうか・・・。

とにかくもう、どうにもなりません。

手取り１０万ぐらいで、もう少し余裕の持てるバイトはないだろうかとずっと考えています。
今朝も転倒後、足を引きずりながら職安に行ってきました・・・。



久々の日記なのに、何ら良い報告ができず申し訳ありません。
とにかく辛い。辛くて本当に発狂しそうです。

一刻も早く消え去りたい。

久々に日記を書きます。

極めて異常な精神状態の中、粗悪な焼酎をダラダラとあおり続け、こんな時間まで起きています。

比較的薄いお湯割りにしているせいか、胃の気持ち悪さはあるが酔いのほうはあまり感じていません。もう麻痺しているだけなのかもしれませんが。

四十路に入り、近頃、寿命というか死に様というものを極めて現実的に考えるようになりました。

一般的には四十路など、まだまだ若いというのかもしれませんが・・・。

実際、十年後には五十歳。それを考えたとき、自分がとてつもなく歳をとってしまったことを思い知らされました。

そしてそれは、とにかく漠然と恐ろしい。そもそも、それまで生きながらえていられるのか？

よしんば生きていたとしても、その頃には両親が他界している可能性もかなり高い。生きていたとしても、現状を考えれば極めて老衰が進んだ状態になっているのは確実。
当然、頼りにしていられるわけはない。逆に介護や死後の諸々の後始末など、心身共に負担の大きい課題が残される。

人並み外れた相当の努力をしなければ、平均的な同年代の生活水準に追い付くことはできない。

そして絶望的なことに、私にはそれをする能力が生まれつき備わっていない。

・・・結果、私の十年後は今とは比べものにならないぐらいの悲惨な状況になっている。

今でさえ体調は極めて悪化してきている。不調箇所を挙げていたらキリがないほど。

精神状態のほうも相当危険になっている。いつ発狂しても何の不思議もない。今の年齢が、その一線をギリギリの所で堪えられる限界なのかもしれない。

そして・・・５０代に入り、この孤独に耐えることは絶対に不可能だろう。

どこで道を踏み外したのか。いや、やはりこれは運命なのだろう。

孤独死という言葉が世に広まって久しいが、もし彼らと会話が出来るのなら、その時の精神状態をよくよく聞いてみたい。

死ぬのは怖い。現世に欲望的な未練があるのも事実だが、それよりも今こうして生きていることの苦痛のほうが遥かに大きくなっている。

様々な理由で自ら命を絶つ人は星の数ほどいる。彼らは、今の私と少しは似通った精神状態だったのだろうか。

事切れる瞬間、現世の苦しみから解き放たれる安堵感はあったのだろうか。

肉体的な苦しみのほうが強く、それどころではなかったのだろうか。



死ぬ勇気も出せないが、生きる勇気も出せない。

可能性という言葉は、夢を持たない人間にとって苦痛でしかない。

自らの意思で何をするべきか考えず、与えられ命令されたことだけを淡々とこなすほうが楽なのかもしれない。それが強制であっても。

自ら考えても何をしたいか、何をすればいいのか思い浮かばない人間にとっては、そのほうが幸せなのだと思う。



ただ今はもう、希望も目標もなく、国民の最低限の義務をも果たす気力も失せた。

胃が悪い。歯が悪い。皮膚の荒れで手足をはじめ所々痒い。

消えたい。

それだけ。

年金？

そんなもん払えるかボケ！！！

そもそも貰える年増で絶対生きてないわ！！！

強制徴収？

取れるモンがあるなら何でも取って行けクソボケ！！！

泥酔し、惚けた頭で漠然としていると、何気ない昔の記憶を唐突に思い出す事がある。

今現在そうなのだが、適当につけているテレビでやっていた大家族ドラマを眺めていると、ふとあることを思い出した。

私はかつて三人兄弟だったのだが、下の兄とは７歳違い。上の兄とは９歳違いだった。

自分だけ極端に年が離れていることから子供の頃、母親に「俺は産むはずじゃなかったんじゃないの？」と聞いたことがあった。無論、冗談でだ。

私は子供の頃から斜に構えた・・・実に冷めた人間だったので、この年の差は元よりそういうことだと自覚していたので何を言われてもショックは無い。

もっとも、物心つく前から「お前はいらない子」だと言い続けられて虐げられてきたのならまだしも、貧乏なりに何不自由なく育てられてきたのだから。

母の話では、やはり私を妊娠した時には堕ろそうと思っていたらしい。年齢的なこともあったかもしれないが、経済的なことが一番の理由だったと聞いた記憶がある。

だが、私の母方の祖父に「せっかく出来たモンを堕ろす奴があるか！金ならワシが出してやるから産め！」と怒られたらしい。夫婦揃って怒られたのは、これが最初で最後だと。
母方の祖父は私が小学校に入学する前に急死した。
若い頃は相当な遊び人で、寅さんのようにテキ屋で各地を周りながら大の博打好きだったらしい。しかし下戸で、酒の臭いを嗅いだだけで倒れるほどだったそうだ。
更には、母が若い頃にバイトしていた店に娘の給料を前借りに来ていたりもしたらしい。
典型的な道楽人生。家族にもさぞ憎まれていたのだろうと思えるが、母は祖父のことを心から慕っていた言葉しか出て来ない。昔のご多分に漏れず大家族の子供の中、母が一番祖父に性格が似ていて可愛がられていたと言っていた。

人間というのはそう簡単なものじゃなく、どんなに真面目でも人に嫌われる奴もいれば、どうしようもない奴でも何故か人に好かれるなんてことが往々にしてある。

祖父は道楽者ではあったが、それによって培われた人間関係の中から、無意識のうちに人の心を得る術を身につけていたのだろう。



それはそうと、ここまでの話が真実なら・・・まあ、話を盛っている部分は多分にあるだろうが、祖父は私の命の恩人と言うことになる。

子供の頃、年の離れて生まれた理由を否定されるより、このエピソードのほうが生まれてきた奇跡性を感じてむしろ好きだった。

そう、まさに生まれてきたことは奇跡。

そんな祖父なら、酒に溺れて人生を持ち崩した中年のあしらい方も熟知していただろう。たとえ自分の孫であっても、俯瞰して見ることができたのではないだろうか。

いまもし祖父が私の前に現れたら、どういった言葉を私に投げかけるのだろうか？