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人生には必ず邪魔が入る。疫病神が疫病神を連れてきました。 疫病神はかわいいワン子を連れていました。 ワン子の不幸を見逃せませんでした。 自分を終身刑とし、不幸を背負う代わりに 何とかワン子を救う事が出来ました。 |
■ 2024/10/07 (月) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】 第十四章 第六話 |
【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】
第十四章 30代は軽微なうつ状態での出発 第六話 この倉庫でのバイト、はじめは夕方メインで働いていたが何かのきっかけで夜のシフトへと移行していった。 理由は詳しくは覚えていない。 ただバイトリーダー的なクソガキに険悪感を持っていたのでその影響も多少はあったと思う。口には出していないが…。 夜のシフトで一人のバイトの男に出会った。 この男はそこそこ年上で昼は別の物流倉庫で正社員として働き、会社に内緒でこの夜のバイトをしていたらしい。 しばらく月日が経ち、どうもこの夜バイトの仕事。 ずさんな在庫管理が祟り取引先と揉めたらしく、この倉庫から撤退する事になった。 結果仕事がなくなり、夜バイトの人間達は次々と辞めていった。 私はまだ残っていたのだが、上記に紹介した男に「うちの倉庫のバイトに来てみる?」と誘われたのだ。 場所はどこであれ、いつまでもバイトばかり続ける訳にもいかないと思っていたのだが、何かその話にのってしまった。理由はやはり詳しく覚えていない。 とりあえずは現状の夜バイトとの掛け持ちでWワークをする事にしたのである。 仕事と寝るだけの生活、そういった環境にまったく価値観は無かったのだが、何故かそうなった。 利己的な考え方が主流として移り変わる時代の中、私はまだ義理堅い考え方を色濃く残している人間だったからだと思う。 仕事探しに苦しんでいた時に拾ってくれた。そんな気持ちもあったのかもしれない。 その時代に捧げるBGM 勇気のしるし 牛若丸三郎太 https://youtu.be/MmHlyCaqLws?si=cXUWAsR-dI1ADj4g |
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