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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2007/08/15 (水) 新海誠のアニメと、今の日本


【ほしのこえ】は、宇宙でのメールのやり取りを主とした、純情恋愛ストーリーだ。

地球上ではメールは一瞬で届くが、宇宙それもかなり遠くの宇宙からでは、電波は光速のスピードですすんでも、何週間・何ヶ月そして、何年と届くのに時間がかかる。
ワープが使えるので、地球から8.7光年離れていても宇宙船の移動は1瞬。だが、電波はワープが使えないので、届くまで8.7年かかる。
宇宙船は、向こうから地球にはワープできない。
今すぐ、好きな人と連絡を取りたいと思っても、8.7年かかる。切ないラブストーリーだった。


私が【ほしのこえ】を見終わったとき、高校の時の音楽の先生のラブストーリーを思い出しました。
これは15年前に聞いた話で、そして先生が20代の頃の話だからさらに10年以上前の話になります。

『男の先生で、恋人は海外に住んでました。恋人が先生に、エアメールで「淋しい。会いたい」と手紙を送りました。でも先生に届くのは数週間・1ヶ月以上になります。そして先生が返信の手紙を恋人に送り、恋人の所に届くのもおなじくらいかかります。
つまり、連絡を取り合うのに往復1ヶ月以上。
その数ヵ月後、どうにか休暇をとり海外に住む恋人に会いに先生は行きましたが、その恋人はその国の男と同棲していました。
先生の恋は終わりました』
という話です。


【ほしのこえ】のDVDに4分半のアニメ【彼女と彼女の猫】が収録していました。
雄猫とその飼い主の女性の話です。猫からみた視点で描かれたごくごく普通の話でしたが、新海誠は、それをうまく描いていました。




【雲の向こう、約束の場所】は、1回目はよくわからなかったけど、2回目に見た時は、ストーリーが良くわかりました。

『パラレルワールドで、もう1つの戦後の日本で、朝鮮半島のように、本州と北海道の津軽海峡に国境が張られ、南北にわかれた世界が舞台でした。
中学生である主人公の浩紀・友人の拓也・ヒロインの佐由利の話でした。
平面世界・宇宙の夢などよくわからいことが描かれてるけど、いい作品だった。



私の学生生活は、恋愛も友情もなく、一人で漫画やアニメを見ることだけを楽しみに過ごした生活でした。それは今も変わりません。
だからこそ、純愛を描いた新海誠のアニメに惹かれたのでしょう。




■テレビニュース■
今、北海道の方が沖縄より気温が高い。気候が逆転している。
そのため北海道では、火災報知器の誤作動を起こしている。
なぜなら火災報知器は天井裏にあり、北国ならではのつくりで寒さ対策のため、そこは断熱材で覆われている。そのため、天井裏の温度が異様に上がっているからだ。

ガイアの夜明けを見ました。
東京のビルの屋上には暑さ対策・CO2削減のために特別に作られた土と草木が置かれている。土と草木がビル内の温度を下げるらしい。家庭菜園も作られている。
地面にも、特別な土と草木が埋めることにより、温度を下げる効果があるようだ。
私は、てっきり屋上にソーラーパネルを置き、CO2削減をめざす話かと思いながら見てました。

数日前、帰省のニュースが流れたかと思えばもうUターンのニュースです。新幹線・飛行機・高速道路は人・車でいっぱいです。
時の流れの速さを感じます。
私の両親は、同じ市内出身であり、住居も県内で車で1時間のため、帰省・Uターンラッシュとは全く無関係でした。だから、羨ましい。こんな旅をしてみたいと思いながらテレビを見てました。
今、実家に引きこもってる私としては、人生を楽しんでる彼等に嫉妬を覚えます。
そんな孤独な現実から逃避できる時が、アニメを見てる時です。
だから新海誠の純愛のアニメに惹かれたのでしょう。




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