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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2009/12/12 (土) りんご押し売り業者が家にやって来た


もうすぐクリスマスですが、
私のところにサンタクロースではなく、悪魔が家にやってきました。悪魔とは悪質訪問販売業者のことです。

昨日の金曜日の午後5時50分、りんご押し売り業者が、うちへ来ました。
私の住んでるところは、中国地方の山間にある小さな町です。

母は、いつもは、誰が来たのか確かめもせずドアを開けるのですが、
昨日は、インターホンで話した為、危ないところを逃れました。
もしいつも通りドアを開けてたら、間違いなく、被害に遭ってました。


りんご押し売り業者とは、
【弱そうで優しそうな男がやって来る。
そんな男なので、安心して話をしていると、りんごを買うように勧められる。
しかたなく「りんご『2個』買います」と言うと、商品にならないりんご『ダンボール2箱』買わされる。
「2箱もいりません」と断ると、体のデカイ怖そうな男が来て、「あ〜!!!」などと嚇されて買わされる】
というもの。


■■■■■
・私は、以前、このような被害に遭いました。

その時は、【干さなくてもいい布団】を売りに来た業者でした。
滋賀県で、派遣工として働いてました。手取り4万でした。
金曜の夜、168cmで華奢で弱そうな私と同じ外見の男だったので、安心してました。

30分ぐらい世間話(漫画の話など)をしてると、小柄な男は「さぼってると思われるので、会社に電話する」と言い電話しました。
すると、180cm以上で、体のデカイ男がきました。
最初は、そのデカイ男も優しい口調で、商品とは関係ない話をし始めました。
デカイ男が「お前、彼女はいるか?」と言ったので、
「今まで一人もいません」と言うと、「じゃあ、俺が紹介してやろう。今度合コンするからお前も来い」と言いました。

30分ぐらい経った頃、私は(布団のことはどうなったのだろう?私は買う気は無いのに、いつまで関係ない話をするのだろう・・・)と突然考え始めました。
すると、同時に、デカイ男が布団の話をし始めました。
私は「買う気はありません」と言うと、デカイ男は口調を変え、豹変しました。

厳つい口調で「はぁ〜!?お前何言っとるんや!!」と怒鳴りました。
私は恐怖で震えだしました。
恐怖で泣きながら、「買いません。帰ってください」と言っても、訪問販売業者は帰りませんでした。
デカイ男が、30分ぐらい黙って私を睨みつけてました。私が違う方を向くと「どこ見取るんや!こっち向け!!」と怒鳴りました。
「お前と話してると、めっちゃムカツクわ!!お前、学校に行ってた時、苛められてたやろ」と言ったので
「は・・・はい」と言うと
「わかるわ〜」と言った。

私は、携帯を持ちました。
デカイ男は「お前、どこ電話するつもりや」と怒鳴ったので、「警察です」と言いました。
デカイ男は携帯を取り上げ、「何で、警察に電話するんや!!俺らが悪いことしとるみたいやないか!!俺らはビジネスの話をしとるだけやろ!!」と怒鳴りました。

「私の手取りは4万何です。月1万円の料金なんて払えません!!」と言い通帳を見せました。
デカイ男は通帳を見て、「じゃあ、親から金貰えばいいだけやろ!!お前アホか!!」と怒鳴りました。

私は、(外に逃げよう)と思い、逃げ出しましたが、デカイ男にあっさりつかまりました。
「どこに行くつまりや!!」と怒鳴ったので「警察です。放して」と言いデカイ男の腕を叩きました。
すると、デカイ男に殴られました。
私は床に転がりました。そしてお腹を蹴られました。
そして「お前なんかに女ができるわけないやろ!!警察にチクッたらぶっ殺すからな。わかったか!!」と言い、2人は帰って行きました。

その日(金曜日)と、次の日は、寝られませんでした。
日曜日の夜になってようやく眠れました。

それから、数週間後、私は少年サンデーを買いました。そこに松坂大輔が載ってました。
松坂大輔の顔をその時初めて知ったのですが、あのデカイ男とそっくりでした。


ちなみに弟は、松坂大輔と同じぐらいの体格です。
弟だったら、悪質訪問販売業者もあっさり帰るのだろうな〜・・・。



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