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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2010/12/21 (火) 桂木山で危うく遭難


昨日、桂木山に登りに行きました。


ネットで、【白糸の滝】の看板が、同時に桂木山の登山口であることを知り、地図を見ながら向かいました。
ドライブが趣味な私は、県内の道は走ったと思ってましたが、今回の道は、初めて走る道でした。

【白糸の滝】の看板が見え、一本道に入っていきました。
そして、白糸の滝に着きました。誰一人いませんでした。
さらに進んで行き、桂木山登山口に着きました。駐車場に車は1台もありませんでした。
(月曜だし・・・あたりまえか・・・)と思いました。


私は、歩いて、桂木山頂上に向かいました。
右が旧道・左が新道で、私は新道に向かって歩き始めました。
車が通れる道でした。
歩いていくと、作業小屋がありました。
(誰かいるのか?)と思いながら近づいていきました。誰もいませんでした。

これからは、山道でした。
私は、山を登っていきました。黒いプラスチックの階段があり、登っていきました。
13分登ると、鉄塔がありました。
(こんなところに、どうやって鉄塔を建てたのだ?歩いて鉄塔の鉄材を運んだのか?)と思いました。
さらに、7分歩くと、また鉄塔がありました。


これから先は、山道というより、けもの道でした。林業人が歩いて出来た道なのでしょう。
迷子になりそうでした。
(引き返そうか?)と思いましたが、「1時間歩けば着ける」とネットに書かれてたので、私は歩き始めました。

険しい道でした。木が切り倒された間を歩いていきました。
迷子になりそうでした。歩き始めた事を後悔し始めました。
(この道、本当に正しいのか?)と思いながら歩きました。半ば、やけくそでした。脳にアドレナリンが充填したような興奮状態でした。

途中で、わかりにくいところがあり、矢印を書きました。
50分後、頂上らしきところに着きましたが、何もありませんでした。
ネットで見た頂上と明らかに違ってました。周り全てが木々に囲まれてました。


私は下山ことにしましたが、あまりにも細い道なので、帰り道がわかりにくい。
(ここで遭難しそうだ?)(よくもまあ、こんな道を歩いてきたな)と思いました。
自殺の名所の1つ・富士の樹海のようでした。
下山する角度が、少しでも間違ってれば、確実に遭難です。

「無職の男・アルファー36歳が失踪?」というニュースを、想像しました。
十数日後、私の車が駐車場で見つかり、「桂木山で遭難か?、あるいは、自殺か?」というニュースを想像しました。
「アルファー、桂木山で死体で発見される」というニュースを想像しました。

(まあ、なんとかなるだろう)と思い、歩き始めました。
私が地面に書いた矢印がありました。
(書いててよかった)と思いました。書いてなかったら、100%遭難してました。

鉄塔が見え、安心しました。
作業小屋まで到着しました。すると、左側に、細い山道がありました。
(まさか、この道が正しい道なのか?)と思いました。
帰って、ネットで調べたら、どうやらその道が正しい道のようでした。登り初めて、作業小屋が見えたら、左右に分かれてるので、右の道が正しい道というブログがありました。

足がガクガクだった私は、正しい道に向かう気力はもうありませんでした。









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