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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2011/04/13 (水) まだ恋は始まらない


ある日、
産婦人科病院で2人の赤ん坊が生まれた。男と女である。
2人は、新生児室で並んで寝ていた。
男はA男、女はB子と名付けられた。


2人は、同級生になったが、それほど親しくはならなかった。


高校生の頃、
B子は、A男に恋をした。
だが、A男は、違う女と恋をしていた。公園でキスをしていた。
B子は、失恋した。


25歳の頃、
A男は不良になっていた。
B子は、一流会社の男とつきあっていた。B子は、男と一緒に恋の占いをしてもらう。すると、「側にいる男と一生運命を共にする」という結果が出て、B子と男は喜んだ。
だが、それは2人の事ではなかったのだ。占っている2人の側に、不良になったA男とA男の女がいた。


30歳の頃、
A男もB子も、それぞれ違う相手と結婚し、子供がいた。A男は、真面目に働いていた。
2人は、公園で再会した。だが、再会はしたものの、相手が誰だかはわからなかった。
B子は、夫と上手くいっていなかった。ベンチに座って、離婚届を持っていた。離婚を悩んでいた。
2人は、世間話をした。A男は、妻が死んだことを話した。そして、別れた。
B子は離婚したかは不明。


約50年後、
高齢者になったA男とB子は、公園で再会した。翌日も会う事を約束した。
だが、2人が会うことは無かった。
その朝急死したからである。

後日、葬式が行われた。同じ日・同じ会場だった。火葬炉で並んで焼かれた。
A男とB子の孫(男の子と女の子)が、火葬場で会って、遊び始める。
「恋はまだはじまらない」とタイトルテロップが流れて終わり。

■□■□■□■□■□

というような内容のテレビドラマを、1991年12月12日に観ました。
世にも奇妙な物語【まだ恋は始まらない】(大滝秀治、作)です。ちょっと、違うかもしれないけど、おおまかな事は合ってると思います。名前は覚えてないのでA男とB子にしました。

今日の朝、なぜかふっと、思い出しました(世にも奇妙な物語がテレビ放映される時は、真っ先に思い出すのですが・・・)。
それで、日記に書き込んでみました。
世にも奇妙な物語の中で、1番好きな内容です。



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