仕事が続かない

昨日の週末の深夜にローカル局（地方局）の映画劇場である映画を見た。この前話したロバート・デ・ニーロが出ている作品だから見てみよう。
クリント・イーストウッドとロバート・デ・ニーロは大好きだ。「みんな元気」(原題Everybody's Fine　2009年）
なんだ？このタイトルは？（笑）内容はこうだ。デ・ニーロは半年ほど前に妻を亡くしたばかり。四人の子供たちは皆すでに社会人になり家を出て、
孫も１人いる。久々に子供たちが里帰りをするというので、デ・ニーロは楽しみにバーベキューの準備をしていたが、
皆忙しいからとドタキャン。それならばこちらから一人一人訪ねて驚かそう、と年老いて弱った体にムチ打って旅に出るというロードムービー。
でも、皆、デニーロには心を開いていないのです。亡くなったお母さんには本音を話せたけど、お父さんには何故かウソばかりつく。
何故ならお父さんは、子供たちに厳しすぎたから。あれだけの教育費を投じているのだから、成功しろとばかり言われて育った。
長男のロバートは、オーケストラの指揮者。の、はずでしたが、実はパーカッショニスト（ドラム等）だった。
長女のエイミー（ケイト・ベッキンセイル演じる）は、広告代理店のキャリアウーマンで夫とは女性問題で別居中なのに、お父さんの前では
同居を装って一泊だけ夫に帰ってきてもらう。息子も優等生と話してたのに実は落ちこぼれ。次女のロージー
（ドリュー・バリモア演じる）は、ラスベガスでダンサーとして成功していたはずが、実はウェイトレス。
お父さんのために、その日だけ友人の立派なマンションを借りて自分のだとウソをついて招き入れる。しかもシングルマザーで、
しかも今はレズビアン。次男のデイヴィッドは、画家として成功しているはずが、精神を病み薬物中毒になり、
ついにはオーバードースで死亡。デ・ニーロは、成功していると思っていた子供たちの実情を知って困惑する。
でも、デイヴィッドの死をきっかけに、自分が皆にプレッシャーをかけ過ぎていたことを反省し、
皆成功していようといまいと、愛おしいのは変わらないのだと思い直す。

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この映画初めて見たが、涙流して泣いてしまった。。。。。この歳で。自分が恥ずかしい。

俺の親も、似たようなものだ。俺の小さい頃から、学習塾、水泳、剣道、など、ありとあらゆる
習い事をさせて、将来成功することを期待されてな。思い返せば１番最初の会社は日本で指三本の一つに入る
大手電気メーカー（の協力会社）をたった１３年余りで辞めちまった。横浜で一人暮らししてた時は、うちの
オヤジが上京した時には良く上野駅まで迎えに行った。この映画の子供たちの気持ちがすごくよくわかる。

映画のラストでは、改心したお父さんと心が通じ合えた子供たちが、皆クリスマスで集まるというハッピーエンド。
今の俺にはあまりにも染み入る映画でした(*_*)

そんなのは実際問題働いてみなきゃわからねぇんだよ！というヤツも中にはいるだろう。
人生の経験値からしてどうなんだろな。この辺りは。今日、面接先から電話が来た。
派遣会社だが人が足らないから出来れば来週からシフトに入って欲しいとのこと。〇ッサン系の
自動車部品関連の会社で土日盆正月は休みで残業はしっかりあるらしい。
ただ、生産量に常に追いかけ回させるので自分の作業能力がついて行けるか心配だ。

しくじり先生でゴーストライター新垣先生の回を見た人は多いと思うが、
「頼みごとをされると断れない」という困った性格にあったみたいだ。

　　　　　　　　　　良くわかる（笑）

たしかに彼はゲスト出演者浅田舞からも「いい人オーラ」が出ている言われていたが、何でもかんでも
人から頼みごと引き受けていたら神様だ。俺もどちらかというと新垣隆先生の性格に似ている(笑)
女に「お願いだから」「ほかの人には頼みにくて…」とか言われてしまうと、ついつい断れなくなる。
コレが後でいつも失敗も招く。新垣先生は自分のしくじった経験を踏まえて「まず、自宅へいったん持ち帰り良く考える」
「応じるべきかどうかの自分の判断基準を持ってほしい」と番組内で言っていましたが、たしかにその通りだと思う。
後に彼は断れない性格のためゴーストライター騒動後バラエティー番組のテレビ局からオファーが殺到したのは言うまでもない。

迷った場合は一旦、返事を持ち帰り、やるべきがやらないべきか
良く考えそれからしっかりとした変事を返答するようにしよう。じゃないと相手にも迷惑になる。

つうか、この場合は俺は生活がかかってんだ（笑）こんなんで悩んでいる場合ではない！

今日、面接から帰る途中俺がスーツ姿で横断歩道を渡っていると誰かに名前を呼ばた。
自分の苗字はあまりないので立ち止まってしまった。
猫が臭いモノを嗅いでするあの表情をして振り向くと女が手を降って去って行った。
自分には今日の出来事が未だにわからないが、相手はとにかく俺を覚えているらしい。
俺もまあ〜、かすかには思い出せる。あの顔立ち、背格好からして同じ高校のヤツだろう。
しかしあの頃オレにそんな仲がいい女友達がいたかな？？？
相手は何でオレだと核心したんだろう？もし違ったらどうすんだ？

まあいい。今はそんなコトより自分のコトが先決だ。

ネットでハロワの仕事を見てて一週間ばかり引きこもっていた。去年と同じ会社がまた求人票出しやがってる。
同じ条件で検索すると引っかかるからすぐにわかる。どうせカラ求人だろう。ハロワに出ててもいい求人ってのは
契約期間が定められてるヤツだな。臨時職員とかそういうヤツ。

昔の上司がこんなことを言っていたの思い出した････「仕事とはヒマツブシみたいなもんやろ」その上司はエラい競馬キチガイで仕事中もしょっちゅう週末のレースの予想ばかりしていた。俺は今は博打関係はやらないけど彼にしてみればそれが人生の「生きがい」だったのだろう･･･。「あなたには何か生きがいがありますか？」と質問されたら今の俺には答えられない。家族も何もないからな。しいて言えばカネをただムダ使いすることだろう。俺はよく古い洋画が好きで昔テレビで見たのを買い集めている。特に日本語吹き替えが付いたやつをね。ロバート・デ・ニーロ主演の映画「タクシー・ドライバー」を見たヤツはいるかな？トラヴィスが４４マグナムを手にボーっとテレビのダンス番組を眺めながらジャクソン・ブラウンの"LATE FOR THE SKY"がバックに流れるシーンは誰もが覚えているだろう。彼の孤独感を良く表現している。まあ後にアメリカではこの映画に感化されて大統領暗殺未遂者を出すんだけど･･･。今の俺はというと、こういう感じではない（笑）結局全てはカネが解決してくれる感じでもするが、天からカネが降ってる訳でもないし（笑）最後は自分が行動起こさいといけないんだろう････。