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過去なんて思い出したくもない悪夢みたいなものだ。

だけどこれはついて回る。いくら自分から切り離したくても切り離せない
べとついた汚泥のように、俺の周りにまとわりつく。
いくら気にしないように、見ないようにしていても忘れることなんてできない
それだけの年月を捨て去ってしまったのだから。
この生活のせいで、俺の人生から「楽しい」って価値観が消失して、
ただ、われを忘れるためだけの行為が趣味になり下がり
いやなことを見ないことが日常に成り下がった。

一応ポリテクかよってるが、もうそろそろ自分で動くために就職活動してるが
やはり、自分的には就職活動すると欝なりネガティブが湧き出すらしい。
自分を掘り下げるという作業をするといつもこうなる。
ここ数年の、この日記を書き始めたときからあたりのことなんて
記憶にない。あっても思い出したくもない忌まわしいものだけだ。
自分でも何書いたか思い出せないくらいだが、たぶん悲鳴のようなものを
書いたのだけは思い出せる。
そんな過去なんておもいだしてどうする？
もうかなり人生をどぶに捨ててる。
今も人生をどぶに捨ててないという自覚なんてない。
一応どうにかするためにポリテクに入ったんだ。
とりあえず今、人並みに生きるためにどうにかしないと。
もう貧乏負け組みでも、今の状態よりましなんだから。

今日図書館行って読んだ本で、「25、26歳当たりでの決断は一生を左右する」と言う
言葉が書いてあった。
詳しくは読みたくなかったから読まなかったが、自己啓発本でたぶん作者は
大学教授で、研究者の学生やポスドク向けを自分の経験を踏まえて書いたんだと思う。
だけど、ぺらりとめくって読んだが、多分真実な気がしてたまらない
この時期に、ジャンプするための準備をして、それ以降の成長のルート決定に
なるんだろうに、俺はそこで躓いて、最悪の選択をして（選ばなかった）ここにいる。
いまさら言っても仕方ないんだが、人生どぶに捨てたことは変わりない。
思ってもどうにもならないんだけど、俺の性格にこのときの自業自得な事は
多大な影響を与えてる。

考えれば考えるほど、今現在の状況を知れば知るほど生きたくない。
いつまでもふわふわした寝ぼけ眼で現実を見ずにいるしか生きる事ができそうにない。
いつか自己実現とか自己肯定感とかそういうものを得て、現実を直視しながら
行動できるようになるんだろうか？
今はわからない