嫁の外見は非常に美人なのだが
性格のラフさで、こっちがロマンチックな気分になることは
あまり無い。
no.2 記入なし (07/12/04 00:19)
花を愛せぬ心では 刀を持つ資格は無い
no.3 記入なし (07/12/04 00:24)
哀しみだけが積もっていく
no.4 記入なし (07/12/04 00:53)
凍えるように寒い
no.5 記入なし (07/12/04 00:56)
僕は週末はよく図書館にいくなあ
新聞主要3紙とスポニチを読んで、後は週刊新潮と文春を読む
その後は書架で気に入った本を探して2、3冊借りていく
小高い丘の中腹にある小さな図書館なんだが、在庫はいい
午前中は図書館で過ごして、昼は丘の上の「モミの木」という
喫茶店でランチを食べる
no.6 記入なし (07/12/04 01:09)
たまに早起きした土曜日は、喫茶店がまだ開いていないので
近くのリバーサイドホテルのスカイレストランで
一人っきりの朝食をとる
そこは眺めがいいよ
no.7 記入なし (07/12/04 01:20)
そういうこと一度でいいからやってみたいな〜^^
no.8 めとろん (07/12/04 02:10)
ラウンジやら同じようなスレが沢山あるのに
なんで こうスレをたてたがるのだろうか。
あきっぽいのかな。 あんまり関心できることではないな
no.9 記入なし (07/12/04 18:29)
僕の「深夜好き」は子供の頃からだったと思う。
ニッポン放送の大入りダイヤルまだ宵の口を小6、
オールナイトニッポンは中1の頃から聴き始め、
なぜか中3の時には関西のMBSヤングタウンをとぎれとぎれに聴いていた
(自分は東北地方在)
雑音にまぎれながら聞こえてくるラジオのCMに「東京」の遥か彼方の
「大阪」を感じたものだ。
高校に入ると、僕の聴くラジオ番組は
さらに遅い時間の「歌うヘッドライト」に変わった。
(歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜はTBSをキーステーションに
午前3時からやっていたラジオ番組。)
あの暗闇から足音のように聞こえてくるオープニングテーマを
よくおぼえている。
no.10 記入なし (07/12/05 01:36)
日野レンジャーの「走れ歌謡曲」ってしってますかぁ〜?^^
no.11 めとろん (07/12/05 01:53)
夜になって冷えてきましたね
関西も寒いんでしょうか
おやすみなさい・・・
no.12 記入なし (07/12/05 02:34)
宗教って元々は、人として正しく生きるための指針を得るためのものだと思ってた。
心のよりどころではあっても、自分を丸投げして頼りきるものではないと。
いわば人生という旅程の地図。使い方は自由というか、自己責任。
迷った時に見れば、どっちへ進めばいいかを教えてくれる。
地図の使用法は自己責任だから、間違った方へ行く人もいる。
無茶苦茶な原理主義とか。
祈れば神が救済してくれるってのは好きではない。
生まれた時から煩悩の溢れかえる世界で育った現代人が
悟りを開くのは並大抵の努力じゃ不可能だよ。
神の教えを守り、自己を鍛え他を許し、心正しく生きてればいいんじゃないかな。
no.13 記入なし (07/12/05 20:41)
テレビ放映終了直前にやる「サウンド・ウエザー」や
「歌う天気予報」が好き。
no.14 記入なし (07/12/05 21:16)
渡部昇一の「知的生活の方法」の中で、
大学の図書館に住み込みで働いたときのことが書いてありますね。
確かに図書館に「住む」って面白いかもしれませんね
本はいっぱいあるし、退屈しないかも・・
no.15 記入なし (07/12/06 01:07)
数か月会ってなかった彼女にやっと会えたと思ったら突然振られた。
今まで人に嫌われ、蔑まれるばかりの人生だった自分には宝物のような存在だった。
会えなかった間、親類が揉めたりして、
今まで無い様な重くて嫌な事が沢山あったけど、彼女の事思い出して頑張ってきたのに…こんな仕打ちかよ。
もう嫌だ。昔からどんなに前向きに考えたって最後には打ち砕かれる。
退屈だけならまだ良い。自分は苦痛ばかり。
もう自分には何もないよ地獄だ死にたい。
no.16 記入なし (07/12/07 00:40)
その気持ちはよくわかりますよ。私にもそういう経験あります。
自分の全人格否定されたみたいで病気になりましたよ。
自殺も考えました。
でも、そういう苦しい状況だったということをお相手が理解してくれなかったこと
は、言葉が悪いですがその程度の器の相手だったんじゃないですか。
あなたをそこまで落ちこむ別れ方はしないでしょう。
しかし、そこで本当に自分が潰れてしまったらいけないです。
一生恋愛できないよりはひとときでも愛し合った時期があったなら
それでいいと思うんです。
人の別れ方は生き別れか死に別れです。
いずれ別れは来るんです。
どこまで人を愛することができたかが大切だと思います。
本当に完全燃焼して愛せたならそれでいいんじゃないでしょうか。
それで何か失ったものはあったけど、あとあとになって新しい出会いが
あってそのとき今の苦しみは無駄じゃなかったって思うことになりますよ。
今は次のことは考えらないでしょうが、自分を潰すことよりかは
相手を見返せるくらいに自分が強くなることです。
こういうときこそ自分を大切に自分を磨いて下さい。
自分は今、死ななくてよかったと思えてます。
no.17 記入なし (07/12/07 00:56)
暖かい夜だと思っていたら、雨が降っていたよ・・
no.18 記入なし (07/12/07 01:36)
雨音は心地いいよ
no.19 記入なし (07/12/07 01:39)
今夜は確かに暖かい…
no.20 佐藤夫人 (07/12/07 03:09)
今日は金曜日の夜だし、明日は仕事がないので
ゆっくりできる・・
no.21 記入なし (07/12/08 00:42)
青春時代はタイトロープ。
運が悪ければ不具になり犯罪者になり未来は閉ざされ後悔に身を焼きながら年をとる。
けれども若い時には気づかない。
若さに怖いものはない。
no.22 記入なし (07/12/08 12:00)
20年後の自分がどうしているか知りたいと思う。
もしそれが私の恐れている状況なら、今のうちに死にたいと思う。
no.23 記入なし (07/12/08 22:43)
村上春樹の「東京怪異譚」という本を
図書館から借りてきて
今読んでるんですが・・・
お勧めです
是非読んでください
no.24 記入なし (07/12/08 22:51)
「東京奇譚集」ですね・・・
すみません
no.25 記入なし (07/12/08 22:59)
1日のうちで眠りに入る前のひとときって1番しあわせなのです。
どんな音楽聴いたりどんなこと考えながら眠りにつく?
no.26 記入なし (07/12/09 02:24)
猫と一緒に眠る事を考えながら寝ます。
no.27 いつも眠れない人 (07/12/09 03:07)
小さいころから不思議だったのが
寝て見る夢も将来の夢もどちらも「夢」って言うこと。英語でもdreamだし。
将来の夢って希望にあふれてるイメージだけど、
寝て見る夢はもっと無秩序で不条理である意味混沌としている感じ。
全然違うように思えるものが日本語でも英語でも一つの名前を付けられているのが不思議。
no.28 記入なし (07/12/09 11:09)
犯人たちの部屋 ミステリー傑作選
編者: 日本推理作家協会
リフォーム屋の仕事に失敗、借金を抱え、妻子と離れてワゴン車で寝泊まりする日々を過ごす出村秀行。ある朝にかかってきた一本の電話が彼に「ある一線」を越えさせた――「ラストドロー」(石田衣良)。有栖川有栖「蕩尽に関する一考察」、井上夢人「招霊」、ミステリアスな謎がつまった最高のアンソロジー。
ラストの「Y駅発深夜バス」――青木知己 がいい
no.29 記入なし (07/12/09 21:27)
ヤコブ
4:13
聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、
商売をして、もうけよう。」と言う人たち。
4:14
あなたがたには、あすのことはわからないのです。
あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。
あなたがたは、しばらくの間現われて、それから消えてしまう霧にすぎません。
4:15
むしろ、あなたがたはこう言うべきです。
「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」
no.30 記入なし (07/12/10 00:24)
時間に余裕があるとき喫茶店やファミレスでの読書はかなり捗る。
プルーストの「花咲く乙女」なんか読んだときも、時間は1時間
ほどすごしてそれを読書に費やしたが、かなりの進み具合だった。
おちついた広い環境こそ読書には最適かもしれない。
また自宅や職場などとは違った日常の生活環境と異なるところが
一番効果をだすのだろう。
no.31 (07/12/10 22:51)
喫茶店じゃないけど、高校の時の夏休みに金ないし家は落ち着かないわで
朝から中央線に乗り続けて本を読んだことがある。
折り返しのときはトイレ休憩にした。結構いい思い出。
no.32 (07/12/11 01:26)
私は新約では「使徒行伝」に最も惹かれます。共観福音書は当然前提として、
イエスの悲惨な十字架刑の後、いかなる経緯で(原始)キリスト教(団)が
成立するのか、その政治・宗教力学に興味があるからです。イエスの死直後
の混乱した様子が描かれていますね。
まあ、全体としてはパウロ伝みたいな気もしますが。
旧約はユダヤの神話・歴史書で、多くは事実に基づいているとしても、
特に神話の部分は虚実入り乱れと考えるのが穏当な解釈でしょう。
no.33 記入なし (07/12/12 03:27)
自殺はよくないよ、確かに。
でも「こころ」や芥川の「歯車」を読むと考えが揺らぐ。
特に「歯車」を読むと、自殺を悪だと言う方が非情だよ。
生きている方が拷問以上に辛いと言うこともある。
no.34 記入なし (07/12/13 00:05)
でもだからってスネてたって何も自分の中では変わらないわよ
お金持ちならお金持ちの苦労や悩みだって少なからずあるし
でもホント、理不尽な世の中よね。何も悪いことしてないのに
殺されたり騙されたり。社会がこんなんだからアタシを含めて無気力で
根性がない人が増えるのかしら
no.35 記入なし (07/12/14 00:37)
満たされていると感じる時間も、満たされないと感じる時間も
人生を終える時には同じ量であったと思える。
そして以外にも鮮烈に思い出されるのは圧倒的に満たされていた時間である。
亡くなった旦那の日記にあった
no.36 記入なし (07/12/14 00:54)
俺という人間はいったいどんな人間でどうして存在しているのだろう・・・。
だれか答えを教えてはくれないか?
no.37 記入なし (07/12/15 20:57)
会社の忘年会で湖畔の大きなホテルに宿泊してきたのだが、
料理もうまかったし、温泉もいいお湯だった
部屋からの眺めもよかったね
今朝9時に帰ってきたんだが、疲れていたのか
そのままぐっすり夕方まで寝ていたよ
no.38 記入なし (07/12/15 23:51)
杜子春は2度も大儲けさしてもらった上に、最後は庭付きの家までもらえるんだぜ…
俺なんか働いても働いても庭付きの家なんて一生手に入らないっていうのによ…
no.39 記入なし (07/12/16 11:10)
その湖畔のホテルは、
ラウンジにピアノ・バーがあって、
中年の男性がゆったりとしたジャズの曲を演奏していた
ラウンジは広くて、大き目のソファにはパソコンで仕事をしている人や
携帯電話でメールを送っている人などがいた
僕は吹き抜けの階上のソファでバーのピアノを聴いていた
no.40 記入なし (07/12/16 11:36)
クリスマスが待ちどおしい
皆さん火曜日には休みとりますか?
no.41 記入なし (07/12/16 21:30)
クリスマスにはいつも2800円の
イチゴののったクリスマスケーキを
買っているね
no.42 記入なし (07/12/17 00:09)
三輪明宏が言ってる正負の法則って"ホントかよ!"って思ってしまう。
あまり不幸を感じずに人生を終える人、
そんなに大変な思いもせずにソコソコの成功を手に入れた人(そしてその成功を最後まで継続した人)って沢山いると思う。
no.43 記入なし (07/12/18 00:22)
>no.43
自分も信用できないけど、
一つ言える事は客観的に見た時の幸せや不幸は当人の感覚とは違う場合が多いという事。
つまり、ソコソコの成功を持続した時点で、その成功は”普通”となってしまい
少しでそれより悪い事(他人から見ればそれでも十分ソコソコ幸せ)がおきると不幸と
感じてしまうかも知れない。
そういう意味では。”ソコソコの成功”を最後まで感じる事が出来る人は少ないはず。
と、思ったりしてw
no.44 記入なし (07/12/18 00:33)
自分という一人の人間が生きている。
そして、いつか死ぬ。
最近、自分が死んだらどうなるのか、というのを夜とかにふと考えてひどい不安にかられることがある。
ヒトって死んだらどこに行くんだろうか。
なんかばあちゃんの葬式に行ってからそういったことをよく考えるようになった。
no.45 記入なし (07/12/18 21:51)
現在の科学ではDNA検査で数千年前の先祖までさかのぼることができるらしいですよ。
例えば、日本人のAさんと、イギリス人のBさん、5千年前の先祖は同じ人とか。これを知った時、アフリカの※ファーストマザー説に納得しました、不思議ですよね。
※人類の先祖をさかのぼると、一人のアフリカ人女性にたどり着き、人類最初のお母さんと言われている。
no.46 記入なし (07/12/18 21:59)
愛読書はNANAとのだめとハチクロ、
最近の一押し漫画は大きく振りかぶって。
暇なときはとりあえずDS。合言葉は「最近脳トレやってないな〜」
休日は友達と飲みに行くか合コン。
最近観て感動した映画は「恋空」
みたいな人。
趣味は自由だから何が好きでも結構だが
上記の話を一切私に持ちかけてこないで欲しい。
スイーツとか何とか関係無しにウザい。特に恋空だけは勘弁。
no.47 記入なし (07/12/18 22:12)
日記などをつけて心の整理をはかってみるのが良いよ。
毎日文字に起こす事で少しずつ整理されるから。
no.48 記入なし (07/12/19 00:16)
男は何か特別な能力もってないとダメだな。
やさしさだけじゃ魅力が無いし価値もない
no.49 記入なし (07/12/19 00:21)
死ぬのは怖くは無いけれど、痛みを感じて死ぬのは嫌だ。
ときどき死後のことを考える事もあるけれど、死んでみなくちゃ
分からない。別にいつ死んでも良いと思いながらそれなりに毎日
頑張って働いているよ。
いつ来るやも知れぬ死後の世界が楽しみだ。痛みも苦しみみ喜び
も悲しみも無い。無の世界。その日に向けて俺は今日をひた走る。
no.50 記入なし (07/12/20 02:38)
イエスの教えの中で、(赦す)ことにつまずく人は多いと思う。
でも、人知れずあなたが(赦した)心を、イエスは見逃されることはない。
だから、復讐を企てたり、悶々と人を恨むことに、虚しい労力を用いずに済む。
no.51 記入なし (07/12/21 01:17)
辛気くさいのはたくさんなんだよぉ!
もぅ!
あたしはね、春を待つの。春の陽射し!
no.52 記入なし (07/12/23 13:46)
人は自分の道はみな正しいと思う。しかし主は人の心の値うちをはかられる。
(箴言 21:2)
no.53 記入なし (07/12/24 03:24)
夢を仕事にはできないことが多い
でも夢がないと生きていけない
no.54 記入なし (07/12/26 01:46)
そうかもしれない。
no.55 記入なし (07/12/27 02:31)
シェンキウィッチの「何処へ行く」を読んでいる。
no.56 記入なし (07/12/31 02:44)
A WOMAN IN GREY"(1898)by MRS.C.N.WILLIAMSON
江戸川乱歩、黒岩涙香の『幽霊塔』の原書にあたる作品で、ながらく入手難で幻の作品とされていたものです。運良くインターネットの古書の中で発見して入手し、一読しました。
大筋は、涙香翻案で紹介されているものと大きなちがいはない。ただし、原著からかなり圧縮されているので、原本にある細かな筋立てがいろいろと略されている。涙香の翻案では、後半の方が省略の度合いが少なく、かなり原著に近い長さになっている。前半の方が省略が多く、虎に襲われるときの前後の事情、主人公の「灰色の女」への愛の告白の場面、ポーラと灰色の女の恋の鞘当て、衣服に火がついてポーラが火だるまになりかける話などは、涙香翻案ではカットされている。また、エピソードの順序は、翻案では、ところどころ入れ換えられている。
半年前に殺人の舞台になった「恐怖の館」との異名をもつ「ローン・アベイ」を元・検事総長だったウィルフリッド叔父が購入することにした。その時計塔の針の動かし方がわからなくなっていると聞かされていたのに、語り手のダークムアが行ってみると、針の動かし方を知っている謎の女性「灰色の女」と会う。謎の手袋をしている美しい女性にダークムアは恋してしまう。しかし彼には許婚者のポーラがいた。養母殺しの罪で有罪判決を受けたミス・ヘインズは獄死したことになっているが、実は脱獄していたのではないか。ポーラは、「灰色の女」こそその殺人犯であると告発しようとするが、からくりがある屋敷の中で謎の失踪をとげる。やがて堀から首を切られた女性の死体が引き上げられるが、ポーラの服を着て、指輪をしている。死体はポーラと思われ、殺人容疑が「灰色の女」に向けられるが、ダークムアは恋する女性の無罪を信じ、その女性がポーラとは別人であることを検屍裁判で証明する。「館」にあった謎の誓言は、宝のありかを示唆しているのか? しかしその暗号を解くカギがない。宝のありかと暗号の謎、灰色の女の正体、そして半年前の老婆殺しの真犯人は? 蜘蛛園に謎を解く鍵があるとにらんだダークムアは、列車事故を利用して、蜘蛛園に乗り込み、その中で行なわれている犯罪を暴こうとするが──
no.57 記入なし (08/01/07 01:27)
魔法医師ニコラ(少年少女世界の名作・偕成社版)
持っている人いないかな?
no.58 記入なし (08/02/26 01:46)
A WOMAN IN GREY"(1898)by MRS.C.N.WILLIAMSON
面白そうだなぁー
積読がたまっているので、いいかげんよまないと(汗)
書評を見て恩田陸が読みたいかなと思ってます
no.59 もとち☆ (08/02/26 15:45)
>>47
記入なしさん
のだめはとっつきはきついけど途中から読むとなんとか読めるよ
NANAやハチクロは進めません
NANAは特に途中からイライライライラするから
no.60 もとち☆ (08/02/26 16:52)
チベット旅行記 河口 慧海(旺文社文庫)もおもしろい
no.61 記入なし (08/02/27 01:14)
ハガードの「洞窟の女王」(偕成社版)買いました
no.62 記入なし (08/02/27 21:00)
死体は語るのシリーズの最新刊(単行本)
後書きにちょっとうるうるした(立ち読み)
no.63 もとち☆ (08/02/27 21:02)
ロバート・ルイス・スティーヴンスン
(Robert Louis Stevenson)
「宝島」
(1883年)
(岩波書店) スティーヴンソン、スティーブンスン、スティーブンソンなど様々な表記あり。誰もが一度は少年時代に胸躍らせたであろうと思われる少年向けの冒険小説「宝島」や怪奇ホラー小説の代名詞「ジキル博士とハイド氏」などで世界中で愛読されてきたイギリスの作家です。
スコットランドのエジンバラに生まれ、一家が灯台建築技師の仕事をしていたこともありエジンバラ大学の土木工学科に入学しますが、性格に合わなかったため途中で法科に転じて1875年弁護士の資格を取得します。それと併行してエッセイや短編を雑誌で発表するようになりますが、幼少から病弱だったため以後は文筆活動に専念。フランスやアメリカ、ハワイ諸島など各地を転々として静養しながらも精力的に活動を続けました。
晩年の1888年からは南太平洋に浮かぶ孤島サモアを訪れてそこを永住の地と決め、「南海千一夜物語」などの作品を発表するなど執筆活動にも取り組みましたが、1894年に脳出血のため44歳の若さで他界しています。
彼の残した作品のうち、1883年に発表した「宝島」や1886年の「誘拐されて」は大人も子供も楽しめる冒険小説の古典的名作としてよく知られており、特に海賊たちが所狭しと大活躍する「宝島」は日本でも古くから邦訳され今日にいたるまで子供たちの間で広く読み続けられています。
no.64 記入なし (08/02/27 21:11)
その一方で1886年に発表された怪奇ホラー小説「ジキル博士とハイド氏」でも有名であり、その題名は今や二重人格の代名詞としてすっかり定着してしまっています。またこの作品は映画や舞台でも何度も上演され、小説やドラマなど様々なジャンルの作品でテーマとして取り上げられたり引用されたりしています。
他に1882年異色短編集の「新アラビア夜話」も珠玉の名作揃いと評価は高く、〈サンデー・タイムズ〉紙が選ぶミステリーのベスト99に入ったこともあります。
この点不可能犯罪の巨匠ジョン・ディクスン・カーもスティーヴンスンを愛読していた作家の一人ですが、特にこの短編集から多大な影響を受け1930年代の彼の作品にはその影響が如実に表われていると言われています。
他にも彼の妻のファニー・オズボーン夫人の連れ子であり、彼の義理の息子にあたるロイド・オズボーンと共同で書いた長編が何作かあり、このうち「箱ちがい」と「難破船」は近年になって邦訳が実現しました。
ちなみに「宝島」はこのロイドが少年だった頃に彼を楽しませるために書かれた作品で、献辞も”ロイド・オズボーンへ”となっています。
「ジキル博士とハイド氏」
(1886年)
(東京創元社)
「新アラビア夜話」
(1882年)
(光文社)
その作品群は長・短の冒険小説や怪奇小説から、少年向けの児童書、随筆、評論、紀行文、戯曲、寓話から叙情的な詩まで多岐に渡り、日本の文豪・夏目漱石もスティーヴンスンの愛読者の一人で原書を14点も所蔵しており、いくつかの作品でスティーヴンスンについて言及しています。
no.65 記入なし (08/02/27 21:12)
洞窟の女王
<ストーリー>
アフリカの奥地、ジャングルと沼に囲まれた人跡未踏の地に存在する、謎の土人国。そこには、原住民たちが畏れ崇める、美しい女王がいる。女王アッシャは、不思議な生命の炎で我が身を焼き、永遠の若さと美しさを保って、2千年の時を生き続けている。
彼女は、待っていたのだ。2千年前に失った恋人が、転生を重ね、やがて彼女の許へ帰って来るその日を。
ケンブリッジ大学の学生であったホレース・ホリーは、病に冒された年上の親友・ヴィンシーから、その幼い息子とともに、小さな鉄の箱を託される。二十年後、息子レオが二十五歳になるまで、開けることを禁じられた箱。彼は、ヴィンシーの唐突な申し出に驚き、訝りながらも、その役割を引き受ける。
そしてその夜、ヴィンシーは謎の死を遂げたのだった。
二十年後、美青年に成長したレオとともに、ホリーは鉄の小箱を開ける。そこには、ヴィンシーの手紙と地図、陶器製の壷の欠片、そして宝石のついた指輪が入っていた。
手紙に書かれていたのは、荒唐無稽と思われるほど奇妙な物語だった。
アフリカの奥地に住む不老不死の女王と、ヴィンシーの祖先との関わり。そして、不死の謎を追い求めた、祖先たちの数奇な運命。謎とその手掛かりを、彼ら一族は壷に刻み込み、連綿と語り伝えて来たのだ。
半信半疑のホリーに対し、一族最後の一人であるレオは、是非行こうと主張する。幸い、資金は潤沢にあった。ヴィンシーが残した年金を、ホリーはこつこつと積み立てていたのだ。こうして彼らは、謎を追って冒険へと旅立ったのだった。
苦難を極めた旅の末、彼らはようやく目的の地へたどり着いた。昼なお暗いジャングルの奥、見たこともない山の斜面に穿たれた洞窟で、ホリーとレオは、女王アッシャと出会った。
アッシャは、絶世の美女だった。この世のものとは思えないほど魅力的な容姿に、彼らはたちまち心を奪われた。だがホリーだけは、美しい外観の中に得体の知れないものを感じ取り、それに恐れを抱いた。
アッシャはレオに言った、「そなたこそ、私が2千年間待ち焦がれていた、愛しいカリクラテス様の生まれ変わりじゃ」と。
彼女は、レオがカリクラテスの転生した姿であると知り、彼に永遠の命を与えようとする。そして、彼に思いを寄せていた原住民の女・アステーンを、不思議な力で殺してしまう。
あまりにも強い女王の思いに戦慄したレオであったが、魔性とも言えるその魅力には抗するすべもない。やがてアッシャの一途さに打たれ、彼女を心から愛するようになる。そんなレオと永遠の契りを結ぶため、彼女は不思議な炎のある洞窟へと彼を案内する・・・。
絶世の美女から、一途な思いを捧げられる。男として、これほど心躍るシチュエーションはないでしょう。しかもそれに、見知らぬ世界での冒険が加わるのですから、堪えられません。この物語が、100年以上にわたって読まれ続けているのも、当然と言えるでしょう。
作者のサー=ヘンリー・ライダー・ハガードは、 近代イギリスを代表する冒険小説家ですが、小説家となったきっかけは、全くの偶然によるものと伝えられています。処女作『夜明け』を書くまでの彼は、ごく普通の一般的な市民に過ぎませんでした。
「救世軍」の宣伝のために2冊の書物を著し、また教会と国家との提携に尽力した、熱烈な正統的クリスチャン。農制改革に献身する勤勉・律儀な田舎紳士であり弁護士。再度にわたってナイトの称号を授けられるまでに忠良な大英帝国国民。ただ1人の男子を早死させた以外は、波立たずで幸福な家庭生活に終始した4児の父親。 サー・ヘンリー・ライダー・ハガードの生涯は模範的なヴィクトリア朝イギリス紳士のそれであった(本書解説・生田耕作記述より引用)。
その彼が、小説に手を染めるきっかけとなったのは、ある日曜日に妻と教会へ行った際、<際立って美しい、けがれのない顔立ちの若いレディ>を見かけたことでした。夫婦は、この女性に強い印象を受け、彼女をモデルとして、それぞれロマンス小説を書くことになります。この時、ハガードが書いたのが、処女作『夜明け』だったのです。こうして彼は、ひょんなことから小説家となり、やがて不滅の名声を獲得することになります。
もっとも、ハガードの「現代」小説は、型にはまったセンチメンタリズムの域を出ない、ごく平凡なものでした。こうした初期の作品群は、今日ではすっかり忘れ去られてしまい、殆どが絶版となっています。
彼の作家としての転機は、1884年に訪れましたが、これもまた偶然によるものでした。
弁護士であった彼は、出廷を待っていた控え室で、たまたまそこに置いてあった『宝島』(スティーヴンソン著)を読み、冒険小説に興味をそそられたのです。これがきっかけとなって、彼は暇つぶしに子供向け冒険小説を書いたのですが、この作品『ソロモン王の洞窟』が大ヒットとなり、彼は冒険小説家としての名声を確立しました。
この後、彼は、『ソロモン王の洞窟』の作中人物であったアラン・クォーターメンを主人公として、合計16冊ものシリーズを執筆していきますが、その中で登場した<生と死の秘密を握る、残酷で邪悪な白い女王>が気に入り、1886年に女王・アッシャを主人公とした冒険小説を、わずか6週間で書き上げました。これが本書、『洞窟の女王』です。
女性にとって恋愛が永遠のロマンであり、憧れであるように、男性にとっては冒険がロマンであり、いくつになっても心を躍らせるテーマです。『グーニーズ』や『インディ・ジョーンズ』が大ヒットを飛ばしたのも、けだし当然のことと言えましょう。
冒険すること、そして戦うこと。この作品は、そうした男性の持つ本能を、強く揺さぶります。そういう意味で、私はこの作品を、あらゆる年代の男性にお勧めしたいと思います。
no.66 記入なし (08/02/27 21:18)
なぜ毎日毎日気づいたら夜になってるんだろう・・・
no.67 記入なし (08/02/27 21:37)
城山三郎「男子の本懐」読んでます
no.68 記入なし (08/02/27 22:49)
インドの放浪児(キップリング)読んでみたい
no.69 記入なし (08/02/29 00:12)
アラン・クォーターメンって原作あったのか・・・
知らなかった
no.70 もとち☆ (08/02/29 08:54)
偕成社版 少年少女 世界の名作 全100巻 リスト
■豊かな教養と広い視野をつちかう世界名作の決定版
少年少女必読の名作を網羅! 不朽の文学・永遠の感動!
1 ベニスの商人 シェークスピア 芝木好子
2 雨月物語 上田秋成作 森三千代
3 にんじん ルナール 伊藤佐喜雄
4 平家物語 日本古典 北村謙次郎
5 女王クレオパトラ シェークスピア 森三千代
6 怪談 小泉八雲作 北条誠
7 坊つちゃん 夏目漱石
8 ロンドン塔 エーンズワース 高木彬光
9 若草物語 オルコット 富沢有為男
10 三国志 中国古典 柴田錬三郎
11 名探偵ホームズ ドイル 柴田錬三郎
12 ロミオとジュリエット シェークスピア 森三千代
13 大地 パール・バック 喜多謙
14 谷間の白ゆり オルコット 三木澄子
15 ギリシア神話 西洋古典 露木陽子
16 太閤記 石田玉山作 北村謙次郎
17 黒いチューリップ 大デューマ 大林清
18 忠臣蔵 日本古典 吉田与志雄
19 湖上の美人 スコット 森三千代
20 アラビヤンナイト ベルシア民謡 北村謙次郎
21 幽霊屋敷 世界怪奇名作 西野辰吉
22 椿姫 小デューマ 大庭さち子
23 オリバーの冒険 ディッケンズ 持丸良雄
24 今昔物語 日本古典 浅野晃
25 ファウスト ゲーテ 高木彬光
no.71 記入なし (08/02/29 23:41)
26 白い牙 ロンドン 喜多謙
27 モヒカン族の最後 クーパー 小西茂木
28 里見八犬伝 滝沢馬琴作 加藤武雄
29 パリの怪盗 マッカレー 朝島靖之助
30 愛の一家 ザッパー 大原富枝
31 東海道膝栗毛 十返舎一九作 高木卓
32 ああ無情 ユーゴー 喜多謙
33 偉大なる王 バイコフ 富沢有為男
34 呪われた宝石 コリンズ 武田武彦
35 太平記 日本古典 中山光義
36 緑のハインリッヒ ケラー 露木陽子
37 黒猫 ポー 大林清
38 古事記物語 日本古典 福田清人
39 少女ネルの死 ディッケンズ 喜多謙
40 宝島 スティーブンスン 寒川光太郎
41 国性爺合戦 近松門左衛門作 中山光義
42 大尉の娘 プーシキン 喜多謙
43 白馬の騎士 シュトルム 柴田錬三郎
44 竹取物語・落窪物語 日本古典 北村謙次郎
45 ハムレット シェークスピア 森三千代
46 ポンペイ最後の日 リットン 柴田錬三郎
47 曾我物語 日本古典 中山光義
48 大いなる遺産 ディッケンズ 北条誠
49 岩窟王 大デューマ 高垣眸
50 十字軍の騎士 シェンキウィッチ 柴田錬三郎
no.72 記入なし (08/02/29 23:43)
51 漢楚軍談 中国古典 田岡典夫
52 アンクル・トム物語 ストウ 喜多謙
53 弓張月 滝沢馬琴作 福田清人
54 足ながおじさん ウェブスター 露木陽子
55 義経記 日本古典 北村謙次郎
56 孤児デビット ディッケンズ 大庭さち子
57 二都物語 ディッケンズ 伊藤佐喜雄
58 保元平治物語 日本古典 北村謙次郎
59 黒い矢 スティーブンスン 柴田錬三郎
60 洞窟の女王 ハガード 柴田錬三郎
61 鉄仮面 大デューマ 高木彬光
62 最後の授業 ドーデー 大江賢次
63 小鹿物語 ローリングス 打木村治
64 ゼンダ城の虜 ホープ 柴田錬三郎
65 秘密の花園 バーネット 喜多謙
66 ジャン・クリストフ ロマン・ローラン 浅野晃
67 西遊記 呉承恩作 高木彬光
68 コルシカの復讐 メリメ 柴田錬三郎
69 戦争と平和 トルストイ 藤原審爾
70 嵐ガ丘 E・ブロンテ 森三千代
71 ケティー物語 クーリッジ 富沢有為男
72 母の悲曲 ブローチー 大庭さち子
73 三銃士 大デューマ 柴田錬三郎
74 魔法医師ニコラ ブースビー 香山滋
75 水滸伝 中国古典 高木彬光
no.73 記入なし (08/02/29 23:46)
76 嵐の九十三年 ユーゴー 柴田錬三郎
77 オルレアンの少女 シラー 池田みち子
78 怪妖伝 羅貫中 喜多謙
79 鎧なき騎士 ヒルトン 喜多謙
80 罪と罰 ドストエフスキー 中山光義
81 ほら男爵の冒険 ミュンヒハウゼン 大江賢次
82 復讐鬼 大デューマ 高木彬光
83 新千一夜物語 スチーブンソン 宇井無愁
84 愛の学園 オルコット 露木陽子
85 ドン・キホーテ セルバンテス 北村謙次郎
86 恐怖の人造人間 シェリー夫人 高木彬光
87 オセロ シェークスピア 森三千代
88 黒馬物語 シューエル 喜多謙
89 失われた世界 ドイル 高垣眸
90 ジャングル・ブック キップリング 喜多謙
91 君よ知るや南の国 ゲーテ 露木陽子
92 悲劇の騎士 ロスタン 橋爪健
93 何処へ行く シェンキウィッチ 大林清
94 インドの放浪児 キップリング 喜多謙
95 緑の館 ハドソン 香山滋
96 薄幸の少女 ドストエフスキー 大江賢次
97 ニーベルンゲン物語 ドイツ古典 高木卓
98 悲劇の王妃 ツパイク 露木陽子
99 大洪水 シェンキウィッチ 喜多謙
100 歌劇名作物語 歌劇名作 橋爪健
no.74 記入なし (08/02/29 23:51)
上記の100冊はすばらしいね
no.75 記入なし (08/03/01 08:36)
これから本物の図書館にいってくる
no.76 記入なし (08/03/01 08:48)
耳袋を読んでいる。
no.77 記入なし (08/04/13 20:41)
●パニュキス
ハリーとネリーの幼い兄妹。叔母夫婦に育てられています。あまりにも浮世離れしたふたりの行く末を懸念して、また、ハリーの音楽の才能を伸ばそうと、叔母さんはハリーを遠くの音楽学校にやります。
この後のネリーの嘆きようがもの凄い。
ハリーに依存しきっている妹。
ハリーは音楽学校で友達も出来て恋人も出来て、そしてついには結婚し子どもも生み・・・と順当に人生を歩いてゆくのですが、ネリーの時間は止まったままなのです。
ハリーの友達のチャールズがネリーに思いを寄せるのですが、ネリーは気付きもしません。ひたすらハリーを奪っていった音楽や友達を恨んでいます。
しかし、戦争が起きハリーの出兵。そしてハリーの死。
チャールズをかばったために死んでしまったと聞き、ネリーはチャールズをさらに恨みます。
その後、童話作家として成功したネリーの元へ一通の訃報が。それはハリーの妻のクレアモントの死の知らせでした。
まだ幼いハリーの息子を引き取る事にしたネリーとおばさん。そこにジュニアを連れてきたのはチャールズでした。片腕がありません。
童話を書くことで自分の姿を客観的に見つめられるようになったネリーは、自分がハリーを愛していると言うよりも、ハリーを通して自分を、自分だけを愛していた事に気が付きました。
そんなネリーにチャールズは「同じ心を持つ人」と求愛するのです。
物語の冒頭と最後に「パニュキス」の詩が効果的に使われています。
おりょーさまの描く漫画は、いつもいつも「人間の人格」を大切にするように、という示唆が含まれているように感じます。
前回書いた「ブルー・ロージス」もそうなのだけど、人が人として幸せになるためには、まず自分自身の人格を大切にする事、それが出来ない限りは他人の人格も尊重できない。すなわち、それでは真に幸福にはなれない…と言う示唆です。(「天人唐草」の岡村響子なんかもね)幸せとは、自分自身の人格を尊重してもらった上で相手を愛する事が出来る事なのですよね。
ネリーは、兄ハリーに自分自身を投影して、自分だけを愛していることに気が付いたのです。それが子供のエゴだったと、気が付いたとき彼女に幸福が訪れる。
優しいエンディングに胸が暖かくなる素敵な物語でした。
no.78 記入なし (08/04/27 02:53)
僕は芥川龍之介の「秋」という小説が好きなんです
あれは芥川の中では少しタイプの違った作品で
現代の小説家が書くような文体ですよね
no.79 記入なし (08/04/27 03:17)