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監督と女性が同時に話しかけてきたら、聞き取れなかった

男はカメラを廻しながら男優として出演する事にしたが、己の姿が映らない

なんとも不思議な光景が深夜の森で繰りひろがれた。
空き缶を纏う女と、ホームレスまがいでカメラを持った自分。
それを見てメガホンでわめくだけの監督。

俄か男優は焦った。
｢これじゃ自分が男優として写らんばい。ギャラが貰えんとよ。｣

そういえば監督とギャラの話はまだだったな。
カメラマンとしてのギャラも出るのかな？

しかし、この撮影チームの怪し過ぎるぞ。
正体はなんなんだ？

正体はアダルトビデオの撮影だった。

しかも男同士のホモの撮影だった。

男は事情を話し監督にこれからも雇ってくれと言った。

それで男は監督のおかげでアルバイトしながら

生活保護を受け

なんとか人並みの生活が出来るようになった。

めでたしめでたし

と思ったのは夢の中のことで、
さらに、
「全部把握して書いてる人は何パーセントくらい？」
という問いが脳内でコダマするなか目が覚めた。

取り合えず、男は公園の水道で体と服を洗った。

ふと下を見ると紙切れが１枚、｢これは何だろう」
男が拾ったモノは･･･

何やら怪しげな文章が書かれていた

ア　ナ　タ　ノ　ウ　ラ　ミ　カ　イ　マ　ス

コ　コ　二　デ　ン　ワ　シ　テ　ク　ダ　サ　イ

ド　ウ　ゾ　ヨ　ロ　シ　ク

１２３−４５６−７８９０

別に誰に対しても、世の中にも恨みは無いので捨てようとして裏を見たら、質屋の受け札だった。
本当の用紙は質札で裏はタイアップＣＭだった。

｢金額は15000円か、期限日明日までとなってるな…｣

男に失うモノはない。
明日行く事にした。

質屋に行って質草を確認してみた。
金の古い懐中時計で高価そうな物だった。
しかし男には引き出す為の資金がなかった。
「どうします？この時計は今日で質流れになりますよ。」と質屋の親爺はつぶやいた。

男は諦めてコンビニでタウンワークをもらってきた。

タウンワークの求人に急募・ゆるキャラの中の人が募集されていた。男はすぐに応募した。しかし何のゆるキャラかは書いてはいなかった。

ゆるキャラはふなっしーだった

早速ふなっしーの契約を結んで事業者から20000円を前借りした。
質札を握り締めて例の質屋に走る。
「すいません、これて質草をお願いします。」
「わかりました、利息4500円で19500円です。」
受け取った懐中時計はずっしりと重い金時計だ。

男はどうしたらねばーるくんに勝てるか、会社のパソコンで
検索してた。

ふなっしーでは勝てない事にきずいた

勝てない事で焦った、ふなっしは、カメラの前で中身の姿を見せてしまった。禿げだ

そこで不覚ながらも「ふなっしー」の専属契約を破棄して
全うなビジネスマンになるべく、オフィススキルを向上させるための
学校へ通おうと一念勃起した。
向かった先は、一番最初に目についた「永岡慶彦障害教育センター」の看板を
掲げた校舎で、バカなティーンエイジャーが通う大手予備校のように、
鉄筋コンクリート造り5階建ての雑居ビルである。周囲にも似たような建物に
囲まれ、頗る日当たりの悪い立地条件だ。
入口の自動ドアには、昭和30年代の売れない歌手のようなオカッパ頭に、
大判のセルロイド製メガネをかけ、にっこり笑って電話の受話器を握っている
気持ちの悪いオッサンのポスターが貼られている。おそらくこの学校の
創始者だろう。その光景に一抹の不安を抱きながらも、意を決して入ってみることに
した。

質屋から受け取った、ずっしりと重い金時計をなでてみた
すると巨大な魔人が現れた！

「おまえの三つの願い事だけを叶えてやる」

まずは一つめの願いです。「一流企業に勤めてエリート社員として高給を得たいです。」

一瞬に場面が変わり、虎ノ門ヒルズの42階にあるオフィスのきれいな机の前に座っていた。
隣りの美人はどうやらオレの秘書らしい。

２つめの願い、嫁が欲しい！
３つめの願い、会社近くに１００坪程度の土地つきマイホーム、間取りは４ＬＤＫ！

その途端、死んでしまった。
めでたしめでたし。

通夜の最中、男は棺桶から出てきた。
前代未聞の事だったので皆、唖然とした。

「ゾンビだ〜〜」
男はゾンビになっていた。
街中が大パニックに陥った。

彼に噛まれた親戚一同も、みんなゾンビになってしまった。
バイオハザードだ。

一部の人々はシェルターに逃げ込み、蓄えた食糧で、ゾンビの恐怖から
逃れていた。

闇があれば光もある。そこに人々の希望、救世主があらわれたのだった。

きゃうせいしゅと一緒に、１８歳の時にタイムスリップしました

「そ〜なんですよ、川崎さん。犯人はA地点からB地点に移動していたんですよ」
テレビではザ・ぼんちが大流行だった。
ゾンビも感涙した。

なみだ目でよくよく見ると、自分と一緒にタイムスリップした救世主はオレたちひょうきん族の懺悔室にいる神様・ブッチー武者だった

男は目が覚めた。

場所はいつもの公園だった。

「なんだリアルな夢だったな」

男は腹が減ったのでボランティアの炊き出しに行く事にした。

ズボンのポケットに違和感があり、まさぐってみると古い金の懐中時計が入っていた。
「夢だったはずだが…」

不思議なことだ。

満腹になった男は貴金属を中心に扱うリサイクルショップに行った。

リサイクルショップでゾンビの置物を買った。

公園のベンチで寝ていたら、ゾンビの置物を盗まれてしまった。

そもそもなんでゾンビの人形を買ったのか？
動機は思い出さなかった。盗まれても別に悔やまれることは無かった。
ベンチのある高台から街をボーッと眺める。
あの街にオレの希望が埋まっているのか…

そうだ！あの街に自らの人生を希望あふれる状況にするには
何としても安定した生活の糧を得るほかはないではないか！
どういういきさつでゾンビの置物なんかに拘泥したかについて
考えを巡らせる間もなく、ここは一度原点に返って
再び職業訓練に勤しむべく、「永岡義彦障害教育センター」に再び赴いて
受付までたどり着くと、なんとそこには男装した女性が
憮然とした表情で座っている。見るからに不機嫌そうだ、というよりはむしろ
コミュニケーション障害を抱えていそうな雰囲気を醸し出している。
気が進まないながら、意を決して要件を話してみることにした。

無愛想な男装の女は言った。
「べつに…」

オレはポケットの金時計を強く握り締め、屈辱を紛らすように口から思わず言葉が漏れた。
「へっ………？」

気を取り直して男は聞いた。
「自分の人生を取り戻したくてここに来たのですが。」

不機嫌な男装の女は言った。
「べつに…」

「此処はドロップアウトした人々を救う教育をしてくれる障害研究所では有りませんか？」

女は言った。
「べつに…」

一念勃起した男の心とアソコは急に萎えた。

そして夜を迎えた。

萎えたとたんに今度は、屈辱的な仕打ちを受けたことに対する
ささやかな怒りが沸き起こってきた。大概の男なら普通に抱く心境であろう。
しかし腹が立ったからと言って、相手は女である。
萎えてしまった男は、極力感情を抑えて再び問うた。
「君の仕事は何なのだ？私は一度、セミナー授業を見学したいのです。」

すると女は「受付です」とぶっきらぼうに言ったきりに口を閉ざす。
そして続けざまに出てきた言葉が「人の苦労は蜜の味！が建学の精神」と
意味不明なことを言ってきた。
これでは埒が明かないので、学長の永岡何某に会うべく、おそらく最上階に
いるであろうその部屋目指して階段を駆け上がることにした。

一気に階段を駆け上がろう、と思ったが。
ゾンビ人形を買ってしまったためここ２〜３日は何も食っていなかったため、すぐに息切れした。
這いずるように最上階にたどり着き永岡学長の部屋のドアを開けた。
「ハァハァ…貴方は永岡学長ですか？」
50年配の男が椅子に座ったまま振り向いた。

「べつに…」

永岡学長と思われる男は薄い頭髪をオールバックにし、口ひげの端をカールしている、その死んだような無表情の目にはロイド眼鏡をかけていた。
よく見ると蝶ネクタイの下はバニーガールのタイツにアミアミストッキングである。
尻に付いた白いウサギのしっぽがチャーミングだ。

その後、男は公園で休むことにした。

そしたら、女に起こされた。

その女とは、、、

疎遠になってた妹だった。

妹はアイドルグループに所属していて歌手になっていた。

【閑話休題】
このとおり永岡学長はある程度歳を召された人物らしい。
入口に貼り付けてあった学長のポスターはいつの時代のものなのだろうか。
それにしても、男装の受付嬢といい、バニーガールの姿をした奇怪な男といい
いったいここはどういう場所なのだろう。到底教育現場とは思えない
不可思議なところに思える。
学長室の周囲を見回すと、スカスカの本棚に、「浮く地球儀」が4つ置かれていて
曽野綾子女史が執筆したSF3流野球小説『もしもクロマティが日本ハムにいたならば』
が雑然と立てかけられている。
そこで俺は学長と思しき人物に尋ねてみた。「クロマティはお好きですか？」

好きよ(*/ω＼*)

クロマティの黒いのと硬いところがいいわ。
と言いながらﾞよくわかる血糖値を下げる基本食ﾟという主婦の友信実用版をテレながらそっと差し出した。

学長の編みタイツの一部がほつれていたのが目についた。

ワトソン検証�@

編みタイツのホツレは学長の横チンの位置と酷似している。

ワトソン検証�A

確かにクロマティのは黒くて硬いとの証言がユルンブルグ裁判の一説に書かれていることから長嶋のは白くて細いと推察される。

しかし男は40代後半である。
いや、もしかして50代になっているかもしれない。
生き別れの妹と共に母親に棄てられ、自分の年齢も今となっては定かじゃない。
その妹がアイドル歌手？！妹はいったい何歳になったのだ…

「すまぬがワトソン君、少し検証してみてくれないか」
ゾンビ人形を失った男は遠くをみるような目でつぶやいた。

妹と思ったのは間違いで姪だった。

姪は一流企業に勤めるＯＬ。

プライドを捨て男は姪と一緒に大衆食堂に行き

生姜焼き定食ライス大盛りとマカロニサラダと生ビール２杯

で満腹になった。

その日は土曜日だったので、姪に連絡してもらい

妹夫婦の家に行く事にした。

事情を知った妹は同情し、男はしばらく妹夫婦の家に厄介に

なりながら仕事を探す事にした。

しばしの沈黙の後、永岡学長はさも不機嫌な表情で
「プロット無視の急激な場面変更は、小説においては厳禁だぞ！」と
いったい何に対することなのか分けのわからぬ事を言ったと思ったのもつかの間、

「そうだ！長嶋がサバの事を魚篇にブルーと言ったのは、てめえのアレが
白くて細いことに対するテレ隠しだったんだ！」とひとりごちた。
それはもう大変な喜びようである。
両手両足で4つの「浮く地球儀」をくるくると器用に回しながら
「さあ〜君！今日はお祝いの日だ。今から飲もうじゃないか。
　おいしいオリオンビールを飲ませてくれる店があるんだ」と言うが早いか
ゴミ箱みたいなロッカーからツギハギだらけの上着を取り出し、
オレの腕をぐいっとつかんで、夜の街へ駆け出していくのであった。

なんと！車に跳ねられ男は入院することになりました。

男は右足を骨折した。

幸い、相手は任意保険に加入してたので治療費の心配はなかった。

入院中に熟女の看護婦と仲良くなって、彼女ができた。

「おいキミイ！何をぼやっとしているのだね？」
あみタイツに継ぎがあたったオンボロジャケットという奇妙ないで立ちの
永岡学長から声をかけられて、男は我に返った。
ここまでボンヤリと歩いていたらしい。ボンヤリというと語弊があるが、要は
（事故にあう→右足骨折→相手の示談金で治療）といったイメージを脳内で
こねくり回していたに過ぎない。果たしてこれは、デイジャヴューによるものなのか、
未来への災禍という暗示なのか。今現在の男には判別しえない問題のように思えた。

しばらく歩いて永岡学長と向かった先は、居酒屋ではなくなんと、
『上京ドーム』である。
全国各地の田舎からやってくる（おのぼりさん）がこぞって観光へ訪れる
ビニール製屋根付き屋内野球場で、昨年の開場以来、年間500万人の観客を動員している
TOKIO都内屈指の観光名所となっている。そういえば、旨いオリオンビールや
ハートランドビールを飲ませる場所としても有名だ。
幸いにして今日は、本拠地とする日本ハムサイターズの主催ゲームがあるようで、
外野席入口の250番ゲートから、永岡学長が持参した招待券を渡しながら、
二人はいそいそと場内へと入っていった。

現実と回想シーンを同時進行しながら、物語の前後に表記していくのは中里介山が書いた大菩薩峠より困難な作業である。
読者の頭も混乱をきたす。
オリオンビールを呑みながらの日ハム観戦は男にとってそんなに楽しい時間ではなかった。
あれ以来、誰にも話したことがない金の懐中時計は今もズボンのポケットに忍んでいる。
そうだ、永岡学長に本当の価値を聞いてみよう。
確か裏蓋に「Ｋ１８Ｓ」
と書いてあったと思う。
Ｋ１８は解るが最後のＳは何を示すのだろうか？
１８金なら大した価値だ。男はビールで自慢のヒゲを濡らしながら日ハム観戦に夢中の永岡学長に思い切って聞いた。
「学長！この時計、裏蓋に１８禁と書いてありますが価値はどれ程になるんでしょうか？」
うーん。興味無さそうな目で時計を見た。
「どれどれ？」 
マジマジと見ながら裏蓋に書いてある記号を読んでる。
「キミ〜ぃ、これはＫ１８Ｓではないよ。」
「はぁ１８金のマークじゃありませんか？」
「うむー、Ｋ１８ＳじゃなくてＫＩＳＳと書いてある。つまり、キスじゃよ」
笑いながら時計を男に戻した。
やはり１８禁だったか。
「？？？」(@_@;)

看護婦の熟女と結婚した。

さすがに永岡学長の学力は大したものである。
辞書も見ずに英単語を読みとった。
バニーガール姿も愛らしく見えてきた。
その時である。永岡学長が何かに気付いたように振り返った。
｢はぁ、なにか？｣
｢君ねー｣
｢なんでしょうか？｣
｢確か懐中時計のメーカーでＫＩＳＳ社製というのは一流メーカーだったはずだよ。｣
｢！｣男は内心子踊りした。
永岡学長のジャケットから破れたポケットの裏地が60年代に流行ったＩＶＹルックを彷彿とさせている。
薄いオールバックの髪からも後光がさしていた。

あの〜リレー小説なので１人が長文書いて仕切っては
ダメですよ

「まあ、そうかたいこと言うなや」そう言うと永岡学長はやおら立ち上がり
ジャケットを脱いで振り回し始めた。「ええい！かっとばせい！」えらい熱の入れようである。
男はここまで試合に関心がなく、まともに観ていなかったので気づかなかったが、
ふとスコアボードに目をやると、７回裏　4-4のタイスコア。日本ハムは２アウト満塁
のチャンスを迎えているようだ。バッターは４バンの小早川のところに赤ランプが
灯っている。見るからにハムらしい肥満体の打者だ。パワーヒッターなのか。
アベレージは２割８分８厘　ホームラン２９本と掲示されている。
ボードの両サイドには、包茎手術　高山クリニックの広告があって目に痛々しい。
対するマウンドには、財布鉄道ライナーズのセットアッパー　カクタイエンが
上がっている。肩で息をしてかなり苦しい状況に見受けられる。

「ピッピッピピピピピピピー　ホイ！ホイ！ホイホイホイ！」
日本ハム名物の笛と手拍子の応援もボルテージが上がってきている。
ここはドウム球場なので、ラッパの持ち込みは禁止なのだ。

汗だくの野郎どもが集う外野席は、ボルテージが上がるごとに
腐ったマヨネーズのような饐えたにおいが充満するようになってきた。
そんな中を売り子のお姉さん達は元気いっぱい走り回っている。
えらい感心だなと思っているうちに男は、深田恭子にそっくりな売り子の一人と
目が合った。

男は主夫になった。

ドＭのレベルが１８４Ｐ上がった。

それでも男は経済的に何不自由なく暮らせる今の生活に満足していた。

それから１０年の月日が流れた・・
男は努力し、民衆に崇められる町の市長になっていた

英雄、色を好む。

男には若い愛人がいた。

若い愛人はオカマだった。

妻に浮気したのがばれて男は離婚した。

なんと！宝くじｲﾁｵｸｴﾝが当たった。

なんと！たからばこはミミックだった！

これは大きい！センターバックするバックする！見上げた！入ったー！逆転サヨナラホームラン！！

なんとテレビで応援している球団が逆転サヨナラホームランで負けてしまった。

男は昔のことを思い出した。
俺も昔はプロ野球選手だったことを。

男はたくわえた金を持ってロングステイ先を求めて
まずはフィリピンへ行った。

フィリピンに着いた。すぐにハートランドを20本買って飲んだ。

男はＳＮＳで知り合ったフィリピン在住の男性とコンタクトを取り
あり難い事に明日、ホテルに迎えに来ると言ってくれた。

男はハートランドを飲みすぎて夜中に吐いた。ホテルに迎えに来てもらうのはやめて帰国し病院に行った。肝臓ガンが見つかった。

癌がショックで病院を出て煙草を吸いながら男は空を見上げ、人生を振り返った。

癌は進行していて、もう手遅れだった。

主治医は男に言った。

「好きな事をして楽しみなさい」と。

お尻にいろいろなものを入れて遊んだ。

無職に小説なんて無理なのだと思い知った。

興奮した。

感動した。

その後１ヶ月ほどして男は癌のため死亡した・・
しかし翌年、男は女として生まれ変わった
それも金髪の美女として

さらにハートランドの飲み過ぎが
知的レベルの低下に及ぼす危険性について
日本医科学研究会から発表されたのが、2020年4月の事である。

生まれ変わったのではなく、正確に言うと男とフィリピン人の間に
生まれた子供だった。

その証拠に金の懐中時計を持っている。

その美女はマニラでは名の知れたモデルになっていた。

事務所から休みをもらった彼女は叔母に会いに日本へ行く事にした。

説明：フィリピン人女性と日本人男性の子なのに
何故金髪なのか？

そのフィリピ人女性の夫がスウェーデン人だからだ！

※リレー小説において同じ人物による連投はお控えください。

その頃の日本は所々で自爆テロが起こり、
まともな仕事に就いている人の方が珍しく
コンビニもほとんど絶滅しており，荒れ果てた状態だった。

叔母に会いに行くため日本行きの船に乗っていたカトレーヌだが、度々荒廃した日本のニュースをテレビで見ていたので不安感に襲われ始めた

それはまさしく中東諸国の内情をみるような光景と言っていい。
いったい誰がこのように荒廃した日本国を予想しえただろう？
こうなったのもひとえに保守政党が一党独裁型の政治を推し進めた結果である。
詳細は省くが、某法案が成立以降、世界各地で暗躍するテロリストたちに
格好の標的対象にされてからの治安悪化は目も当てられぬ情勢となっている。

そんな中、一軒の古めかしい食堂が暖簾を出してひらいていた。
件の男は誘われるようにフラフラと店へ足を踏み入れた。

それでもなんとかカトレーヌは叔母と会う事ができた。
しばらく叔母と暮らす事にした。

やがてその美貌が話題になりカトレーヌは日本でモデルとして
生計を立てる事にした。

そんなカトレーヌを苦々しく見ている女がいた
何のことはないカトレーヌの腹違いの妹フランシーヌである

そう。あの有名なアニメ「フランシーヌの犬」に出てくる
主人公の女の子だ。
命からがら辿り着いた築地本願寺で「あたちはもうくたびれちまった！」
と叫んで飼い犬のニャロといっしょにあの世へ旅立った少女が
いまここに蘇ってきたのだ。

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