美輪明宏さんが著書で「南無妙法蓮華経」の素晴らしさについて力説されております。

日蓮聖人は「南無妙法蓮華経」という言葉を、宇宙の神々すべてを一声で呼び表す言葉として考え出されたのです。
例えは自分たちが住んでいる土地の神様もいらっしゃるし、天照大神という日本国の守護神もいらっしゃいます。
それから自分の背後霊がいて指導霊がいて、守護神がいて守護霊がいる。
肉眼では見えないだけなのです。
とにかく宇宙の神様というのは山ほどいらっしゃるのですが、そういう神々を一口に呼び表す方法というのが「南無妙法蓮華経」という言葉なのです。
（美輪明宏・著書／霊ナァンテコワクナイヨー　より抜粋）

日蓮系においては、宗派の派閥闘争が昔から顕著でした。
それらの争議では「南無妙法蓮華経」という霊的パワーについては言及されず、各宗派の主義・主張による論争が繰り返されるだけでした。

学会内部でも守護霊やご先祖供養の大切さについては一切論議されず、難しい仏法を学ばさせ、お題目をひたすら唱えれば宿命が転換し幸福になれると教えています。

しかし実際、幸福になれた信者はほんの一握りではないでしょうか？
宗門との対立後、多くの学会幹部が奇怪な死を遂げたり、不幸に陥った方々を大勢見てきました。
私、自身も福子で幼少の頃から仏壇に手を合わせて来ましたが、今は学会を脱退し法華講にも入らずに一人で「自分の信心」を継続しています。
ご本尊さまを授かり、25年以上の歳月が経ちますが歳を重ねる度に「南無妙法蓮華経」の素晴らしさを再認識させられる日々です。

宗門を破門された学会員の方々について、どうこうと論議するつもりはありませんし、宗門の僧侶団体やその他の宗派団体についても、意義を唱えたり論議することがこのスレの主旨ではありません。

他人への恨みや妬み、誹謗する感情を抱きながら「南無妙法蓮華経」を唱えるとどうなると思いますか？
その「想念」は磁気として空間（次元の異なる霊的世界）に刻まれ、因果応報として自分自身に跳ね返って来ます。
そんな感情で唱えれば唱えるほど自分が不幸に陥って行くのです。

考えてもみて下さい。
「南無妙法蓮華経」とは、天照大神・氏神・菩薩さまやご自分の守護神・守護霊（ご先祖さま）を統括した「呼び名」です。
それらの「ご神霊」に対し、あいつが憎い・こいつは嫌いだ・オレは何で貧乏で運が無いんだという「想念」を刻んで功徳があると思いますか？

神霊たちは「お前はまだ修行が足らん」と、それらの想念を倍返しにして来ますよ。
「類は友を呼ぶ」の法則で、「南無妙法蓮華経」を唱えながら、ご先祖さまやご家族・友人や知人、全ての人々に「感謝想起」を行なえば、何も望まなくてもご自分が必要とするものは、自然な形で磁石のように引き寄せて功徳となります。

難しい仏法や御書は不要でしょう。
多くの「ご神霊」たちや周囲の人々のお陰で、今の自分が生かされていることに感謝すれば、どのような境地にあろうと必ず「道」は開けて行きます。
現状への不平・不満を打破するには、それらを「感謝想起」に置き換えてしまうことです。
精神的には決して簡単なことではありませんが、継続して行くことで少しずつ何かが変わって行くことに気づかれるでしょう。

宗教・宗派を超越した自分の「信仰」というものが大切で、人から押し付けられるものでは無く、今の自分の成長レベルに受け入れられる「信心」を早く見つけることが幸福への近道だと思います。

輪廻転生の回数により、「魂」の成長レベルは人それぞれに違います。
10段階だとしたら、2段階の人と9段階人とでは考え方や言動・価値観も異なってくのは当然です。
勿論、「南無妙法蓮華経」だけが素晴らしいとは言いません。
ご自身の成長レベルにむあった自分だけの「やり方」で、「感謝想起」による信仰を求めて行かれるべきだと思います。

投稿者 : オジサン　日時 : 08/09/28 13:39