業種と事業所による。コンビニなどのルート配送か物流センター回りかでもだいぶ違う。
コンビニ配送だと配送先の駐車スペースの都合もあり2〜3tが多い。ただ納品時間の指定や
各店舗ごとに駐車場所や納品場所が非常に細かく決まっていたりして最初は焦ったり戸惑う。
(オーナーによっては非常に意地悪なことを言ってくる事がある)
運ぶものの種類や量によっては4tもありえる。ゲート(リフト)付きでカゴ台車だと
だいぶ楽だが、手積みの場合積むのも下ろすのもちょっとコツがいるし面倒。
4t運転自体は、昔は普通免許で乗れたくらいなので内輪差に気をつければしばらく
乗ればなれると思うが、ワイド・ロングな車種だと大型と長さがちょっと短いくらいの
差しかないので狭い道でのすれ違いや狭い道でのカーブ、狭い交差点、バックで他のトラック
が並んだ狭いバース(搬入口)につけるときなど多少技術が要る。
ゲート車ではゲートを上げた状態でバースのクッションにジャストの位置に
停めるときや、バースの下部のスペースにゲートを収納する形で停めるときはスペースに余裕が少ないのでぶつける事がある。最悪ゲートひしゃげるか壊れる。修理代はめちゃくちゃ高いらしい。
また、運行管理の人がまともなら良いが、適当な人だと4tでは本来通れない道を
指定してたり、いくらなんでもな過積載させられたり、非常に大雑把でいい加減な地図で配送行かされたり、道交法を犯さないと荷降ろしできないような配送先行かされたりするので
神経使うのとストレスがたまる。
また4tロングで牛乳などの飲料をケースでいっぱいに積みおろしするような仕事の時は、
カギ棒(先が鉤爪上になってる鉄の棒。売っているのか不明・会社にあればいいが、
無いときはみんな自作するらしい)
持ってないと腰が死ぬ。下ろし始めはいいが奥から引きずってくる頃には永遠の距離を感じる。
そしてカギ棒はよく盗まれる。
あとは大体どんな業種でも使う、荷物積んだあと一番後ろにかけるラッシングベルトやラッシングバー。これが劣化やバカになったまま補充しない会社もある。運転中に外れると大惨事になるのでかけ忘れや破損に絶対に注意が必要。
2、3tと違い高さも長さもあるので間違った道や場所にに侵入してしまうと
簡単にはUターンもバックもできないか、非常に困難。最悪詰む。車高も車検証などで見て
調べておいた方がいい。迷ってくぐれない高架に突っ込んでハコ潰したりしたら目も当てられない。(意外と2〜3tのほうが油断して突っ込みやすい。たまに街で見かける。)
フォークリフト必須なのはウイング車でパレットごと荷降ろしするときとかか。
もしくは荷積み時に倉庫内で積まれているのをトラックまで運ぶときに使うか、
ゲートの無いトラックに空カゴ台車を積むときとかに使うかな。
普通倉庫にはフォーク担当者がいるのでやってもらう事が多かったが。
高いところに積み上げてなければ大抵ハンドフォークがおいてあるので人力で動かせるので
自分はフォーク持ってないし動かし方も知らないがあまり困ったことはなかった。
すべての荷降ろしに関する場所ごとの事情を事前に教えてもらえていれば良いが、
知らずにコンパネ(ベニヤ板みたいなやつ)持たずに行ったらトラックとバースの間に
かなりの高低差があって、しかもカゴ台車だったので下ろすのに超苦労したこととか、
配送センターおろしで、センター側で各業者の納品時刻の調整や交通整理をしないとこ
など、順番待ち争いで無駄に時間かかったり、つけるバースの番号が決まっているのに
教えられてなくてセンターの人に怒られたり並び直しになったりすることもある。
機転を利かせて自分から他のドライバーさんに教わったり、センターの人に聞いて
積極的に行動しないと延々と納品が終わらないこともある。(納める商品によってバースの
番号が指定されているところが多い。またそこのセンター便トラック優先などのルールがあることも)
ほんとに同じ運送でも業種と事業所、配送内容によって千差万別なので
トラック運転未経験なら2〜3tから初めて慣れたほうが無難だと思う。
no.7 匿名 (14/09/19 21:42)