巨大津波禍 進まぬスリランカの復興
スベンドリニ・カクチ
インタープレス・サービス
東京特派員（スリランカ)
昨年末のスマトラ沖大地震による巨大津波に襲われたインド洋の島国スリランカ。首都に住むヤスミン・ラジャパクセさんは、夫の母国フランスの友人に学校再建のための募金を呼びかけた。支援の輪は期待を上回り、再建された学校は当初目標の１校から２校に。被災から半年がたち、助けてくれた友人を招いて開校式にこぎつけた。
しかし、そうした希望の光はまだ一部にしか届いていない。約２７万人が失職したまま、劣悪なテント暮らしを強いられている。子供らに疾病が広がり、絶望から自殺者も後を絶たない。
被災者支援が進まない原因の一つが、２０年にわたる内戦と政治混乱だ。国際社会は、政府側地域と同じように大被害を受けた北東部の分離独立派「タミル・イーラム解放のトラ（ＬＴＴＥ）」支配地域にも等しく援助の手を差し伸べるようスリランカ政府に求めているが、政府が決断を遅らせているのだ。
北東部は内戦と津波の二重の大打撃を受けており、国際社会は義援金の配分合意を内戦終結のきっかけにするよう望んでいる。クマラトゥンガ大統領は６月、反乱地域にも義援金を分ける文書に署名したが、シンハラ系の反ＬＴＴＥ強硬派政党が抗議して連立を破棄する事態に発展し、政治の混乱が続いている。
もう一つ、大きな障害になっているのが、波打ち際１００㍍を無人の緩衝地帯にしようという政府の再建計画だ。津波の再来襲に備える措置というのだが、被災者の６０％がこの地域で暮らしを立ててきたとあって反発を呼んだ。地域住民と話し合うこともなく立てられた計画で、一部政党の利権も絡んでいるとの報道が住民の怒りに油を注いだ。
混乱に混乱を重ねる悲しい状況だが、希望がないわけではない。ラジャパクセさんの学校再建は、人々の小さな募金活動が力となることを教えてくれた。
自助努力を原則に、被災者が職を見つけるのを手伝う、それこそが被災者が一番望んでいることだ。戦火に痛めつけられてきた北部では特に重要だ。そうした思いから、私は救援プロジェクト「ＴＥＣＨジャパン」（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｔｅｃｈｊａｐａｎ．ｔｋ／）を立ち上げた。
no.14 記入なし (05/07/25 19:21)
温暖化を止めないと解消しない問題だと思うよ。
地球環境が変わってしまったから、発生していることでしょう。
中国・アメリカ等の京都議定書から外れている国に対しての働きかけがないと
沿岸から１００メートル離してもやがてそれすら無効になってしまうことがある。
以下、参考。
ttp://xmas.site.ne.jp/prob/prob1.html
no.15 記入なし (05/07/25 19:45)
遺族らがフィリピン戦没者慰霊
岐阜護国神社で冥福祈る
「平和之碑」を前に戦没者を慰霊する遺族ら＝岐阜市の岐阜護国神社で
フィリピンから岐阜市の岐阜護国神社に昨年、移された県出身戦没者の慰霊碑「平和之碑」の還幸一年祭が二十四日、同神社で営まれた。戦後六十年の節目の年とあって、多くの遺族や関係者らが駆けつけ、戦没者を慰霊した。
「平和之碑」は、太平洋戦争で一万千五百人の県出身者が戦死したフィリピンに一九七九（昭和五十四）年、県遺族会などが建立。遺族の高齢化などに伴って、同会が昨夏に銘板を日本に持ち帰り、同神社敷地内に新たな碑を建てた。
一年祭には遺族のほか、県選出の国会議員や県議、岐阜市議ら約三百人が出席。汗ばむ暑さの中で進められた神事で、遺族らは戦地で苦しみながら命を落とした戦没者を思い、神妙な面持ちで碑に手を合わせていた。
no.16 記入なし (05/07/26 08:10)
米エネルギー法案成立へ(共同通信)
【ワシントン共同】米上下両院は26日、輸入原油への依存脱却を狙ったエネルギー法案の一本化で大筋合意、週内に可決する方針を決めた。ブッシュ大統領が直ちに署名、成立する見通しで、政権発足直後から掲げてきた４年越しの公約実現が確実になった。法案は高止まりする原油価格にも配慮して新規油田や原発の開発、代替エネルギーの利用を促す優遇税制を導入するのが柱｡
[共同通信社：2005年07月27日 18時20分]
中国は石炭資源が多くて現在も８０％は石炭に頼っているのですが、実はアメリカも石炭資源は多い。しかし、法案が成立することによって異なるエネルギーの方向に進むことが期待されます。おそらく原発を増やすのではと思っています。
現在よりも、アメリカは改善の方向に進むのではないでしょうか？
no.18 記入なし (05/07/27 18:42)
スマトラ島沖合でM5.3の地震＝被害報告なし
【ライブドア・ニュース 07月30日】－ AP通信によると、インドネシアのスマトラ島の沖合で30日午前7時36分(日本時間午前9時36分)ごろ、マグニチュード(M) 5.3の地震が発生した。同国気象庁によると、震源はニアス島の南西約40キロ、震源の深さは約33キロと推定されている。現在までのところ、被害の報告はない。【了】
no.19 記入なし (05/08/01 11:44)
東京都、スリランカに廃車予定のバス150台を無償譲渡
東京都の石原慎太郎知事は29日の記者会見で、スマトラ沖地震の津波被災地のスリランカに、中古の都バスを無償で譲渡すると発表した。
バスは都のディーゼル車規制の基準を満たしていないため廃車処分にする予定の約150台。初回は8月上旬に60台を船で輸送する。
都交通局によると、今年3月、三井物産がデータを捏造していた排ガス浄化装置を外したバスを規制対象外の地域に売却しようとした問題が発覚。その後、スリランカ大使から手紙でバス譲渡の申し入れが石原知事にあったという。
石原知事は会見で「東京の規制では基準を満たしていないこと承知した上で、使うことを承諾してもらった」と説明した。スリランカ大使館は「都の好意に感謝している」と話している。〔共同〕 (20:20)
no.20 記入なし (05/08/01 11:47)
スリランカ大使の行動が機敏だったね。
三井物産は顔丸つぶれだけど、喜んで貰ってくれる方が良いでしょう。
地方では、お古を買ったとか地元民に文句を言われそうだ。
問題は、都民税で購入されたということだけか。三井物産に補填してもらうんだな。
no.21 記入なし (05/08/01 12:59)
日系人３１３人の身元判明 フィリピン残留者調査
太平洋戦争前や戦中にフィリピンに渡った日本人男性と現地女性との間に生まれ、父親が戦後日本に送還されるなどしたためフィリピンに残された日系人の身元調査で、フィリピン日系人会連合会は１６日、３１３人の身元が確認できたなどとする調査結果をマニラの日本大使館に提出した。
フィリピンには１万人以上の日系人がいると推定されている。
３１３人は父親の名前や出身地を記憶していたため、父親の戸籍を探し出すことができ身元が判明した。本人は日本国籍を事実上取得、子供や孫は定住ビザを得て日本での就労が可能になる。
一方、父親の送還記録などから日系人であることは間違いないが、父親の本籍地が分からないなどの理由で戸籍を確認できないケースも多く、７８０人以上の身元は確認できなかった。うち７人が１０月に訪日、東京家裁に戸籍をつくる「就籍」を申し立てる予定。フィリピン残留日系人の就籍申し立て訴訟は昨年８月の井手端和子さん、早苗さん姉妹に続いて２件目。
連合会のカルロス寺岡会長（７４）＝山口県出身＝は「（残留者の）高齢化が進んでいる。身元確認を急がなくては」と話し、山崎隆一郎大使に調査の継続を要望した。調査は１９９５年から今回を含め４次にわたって実施され、計２１２８人の身元が確認された。
今回の調査は身元確認のために有力な情報が得られた１０９９人を主な対象として、ルソン島やミンダナオ島などで実施された。（共同）
(09/16 22:10)
no.23 記入なし (05/09/18 08:33)